読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOOT.COM

斎藤由多加のブログだよ

Windows8パソコンの使い勝手をどう評価するか?その考察1 "RTというOS"

ずっと気になっていたWindows8でしたが、店頭では在庫不足で、デザインのよさげなものがなかなか入らない。 2週間待ちとかいれてるし、Lenovoのなかなかよさげにおもえるノートモデルは「世界市場で予想外の大量注文」とかいって発売延期だし、初物ズキの僕としても、もうあきらめようかと思いかけていたところでした。

で、買ったのがWindowsRTのノート。
目的は、Winodws8(とRT)のタッチインターフェイスの実用感。 

そもそもMacBooKユーザーの僕がいまさらなんでWindowsノートマシンに食指をうごかしたのか?についてですが、理由は二つ、あります。

理由1 現行タブレットは大好きだけれど、入力マシン(原稿書きとかドキュメント作成)用としてはいまいち非力。

理由2 かといって巨大メモリーとローカルハードディスクを前提とした巨大アプリをぐりぐりと動かす設計のマシンはもう使いたくない。

ということです。

いまのメインマシンであるMacBookAirはたしかに薄くて軽くてスタイリッシュだけれど、そしてアップル製品の特徴である(スリープ状態からの)レジューム復帰もとても安定しているけれど(かつてのWindowsマシンの弱点は実はここでした)、でも所詮その設計は旧世代的。プログラムサイズがでかすぎて、たとえばPhotoshopひとつとっても、使いもしない機能の集積に重くて重くて使う気になれない。

実はゲーム市場が何度か繰り返してきた、肥大化したゲームへのユーザー疲弊と、そこからのゼロリセットの歴史。昨今のスマホの流れは、これとおなじ歴史の原
点回帰だと思ってみています。つまりスマホがつくりだす新しい軽量化のためのインターフェイスが、パソコンの肥大化・巨大化したシステムサイズをいったんリセットする、20年に一度のタイミングだと思うわけ。1983年のLISAから30年続いているマウスオペレーションの呪縛から、人類が解放されはじめているのが今ですから、ここへふたたび後戻りしたくない、という気持ちもある。

そんでもって店頭で悩んだあげく購入したのが、NECのWindowsRTモデル。ほとんどWindows8と同類にみえますが、ちがうものです。

店頭価格で84800円。実購入価格は79800+10%ポイント。「ノートPC」としては安い印象で、一方「タブレット」としては普通の価格帯といったところでしょうかねぇ。

IMG_0883

ここで気を付けないとならないことがあります。今回購入したノートが他の一般的な(そして店頭のコーナーをほぼ独占している)Windows8タッチスクリーンモデルと違うのは、この"RT"というOSです。画面の外観も、そして名前もややこしいほど似ているけれど、WindowsRTというのは、いわゆるPC用のOSではなく、タブレット向けのもの。なもんだから、通常のWindows向けアプリは動作しないし、インストールも「ストア」からのみ、いってみればアンドロイドやiOSと同じような位置づけのものです。

 「なんだよ、それだったらパソコンとしては中途半端じゃん。」と思う人もいると思います。でも、僕がこのモデルを気に入っているのは、(といってもその評価は今はじめたばかりですが)、このクラウドを完全に前提としたパソコンだったから。クラウドを前提としたパソコンというといかにも今っぽい書き方だけど、要するに、バッテリー寿命の長い、そんでまた無駄なローカル処理が肥大化していない、そういうPCの姿あをじわってみたかったのであります。

 

かつて、同じような思いで、ASUSのキーボード付きAndroidタブ゛レットを使ったことがあります。ま、要するにAndroidOSのノートPCですね。

ところがこれがすこし実使用にはきつかった経験がある。理由は長くなるので次回にかきます。

 

さてさて、写真にあるのが、今回のWindows RT搭載のNECノートです。

IMG_0884

 これが開いたところです。見た目はいわゆるWindowsノートのまんまですね。

IMG_0886

IMG_0887

画面は、360度まわるので、ぐるりと一回転させると・・・

IMG_0891

・・・・いわゆる、タブレットになるわけ。バッテリーのもちも、カタログベースだと、8時間とあるが、一日使った印象だと、一度の充電しかしていないのに、いまもまだ持ち続けているので、いわゆるパソコンのような電力消費はないようです。

 

*************

ごく最近、新刊をだしました。この手の大きな仕事、とくに原稿ができて校了までの後半の作業においては、この手のクラウド型マシンではとっても処理がおいつきません。一冊の本のデータなんてものはグラフィック含めてデータ量がでかすぎる。ローカル処理型の、俗にいう「バソコン」でないと作業は困難です。こういう「特殊処理」の時は、業務用のPCが威力を発揮するものです。

けれど、連載のような日常の書き物は、まるでちがう。ブログもそうですが、出先で書きたいわけで、それが社内のドキュメントならばどうせ誰かと共有することがわかっている。出先で更新をかけてゆくわけですから、おのずとその書類はDropBOXEvernoteにおく運命にある。だったら、安くて軽くてバッテリーは長持ちのほうがいい、ということになっての今回の選択です。フルスペックのWindowsパソコンは(いやMacであっても)もう持ち歩く気にならないす。

今回のモデルはね、MSOfficeがプリインストールされていますから、その意味では安いもんだ、という判断での今回の購入ですが、今後の実際での使用感については、次回に書きます。引き続き(興味ある方は)お楽しみに。