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斎藤由多加のブログだよ

インサイダー取引vs司法取引

060606掲載

今日のニュースは村上ファンド一色である。

どの番組も、あまりにあっさりと罪を認めてしまった氏の会見のダイジェスト映像と、それによってなんとなくターゲットを失った各局の対応で構成されている。

予想外の展開に「司法取引の存在」を示唆する論客も何人かいたが、そのあたりは深く議論されないままだった。

インサイダー取引司法取引

このふたつの取引、本件の行方を左右する重要な密室取引という点では、どちらも等価に思えるのだが・・・。後者を民放が深くつっこむことは、禁忌の領域にあたるのでしょうか?(過去の事例ではそうは思えないけど、かといってあまりに突っ込まれない件もすくなくないように思える・・・)

編集とかバランスで印象というのはずいぶんと変わるものだ。ニュース映像の編集演出にも、JAROみたいに「必要以上に特定箇所を強調してはいけませんよ」みたいな査問機関がオープンに存在していいのでは、と思ってしまう。というのも、今日の会見のダイジェスト映像は、おもしろおかしいところばかりつないだ映画の予告編のようで、本当に80分におよぶ本編を代弁しているのか、その場にあわせなかった者としては、やや心配だったから・・・・。

株もさることながら、司法取引なんてものの取引条件がわからないから、ついぞ印象で善悪を判断してしまうのは、きっと僕だけではないはずだから・・・。