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斎藤由多加のブログだよ

ジャケット買い

ジャケット買いという言葉がある。
昨日深夜のツタヤでDVDのジャケ買いをしたのだが、その題名がジャケット。駄洒落のつもりではなくてね。

パッケージはいかにもサイコスリラーというデザイン。拘束衣(ジャケット)を着せられ拷問されている精神患者が、やがて自分が殺されることがわかり・・・と、ちょうどSAW(ソー)のような雰囲気のデザインとストーリーに見えた。

徹夜仕事の合間に見ようと買ったのだが、そしていま深夜のオフィスで仕事の原稿を書きながら(そして4階のTクンからの連絡を待ちながら)ちまちまこの映画をみおわったのであるが、予想外にも、この映画がラブストーリーだということが後半にわかってくる。途中から登場する美しい田舎娘の相手役もどこかでみた女優だとおもったら、パイレーツ・オブ・カリビアンでジョニーデップと共演していた娘と気づいた。

彼女の役名はジャッキー、主人公は、ジャック。
このふたりは、未来で再会しそして恋に落ちる。前半とうって変わってそのあたりはとても綺麗な描写だ。なかなかよい。ただ未来に行って二人が再会できるのは、ジャックが拘束衣をきせられ独房にいれられたとき、だけ。彼はそこでのみ自分の未来へとワープするのである。拷問がすこしづつ彼の心のよりどころへと変化する。

JACKETというタイトル名は、ジャッキーとジャックにかけた、ある意味ロマンティックなタイトルだったということに気づく。("Jack"のあとのetは、フランス語でandという意味でしょ?)

見終わって、想像とはうってかわって、すがすがしい気持ちになったのであるが、つまりこの映画は悪くないラブストーリーがサイコホラーのパッケージに入って売られているわけである。

ああ、こういうのって、作者はどう思うのかな?
作品意図と売り出しイメージがぜんぜんかみあっていないときってさ・・・。
アーチスト志望の娘が、なぜがギンギンのセクシー水着で売り出されているような、ね。

たしかに僕はジャケットがサイコホラーだから買ったけど、つまりラブストーリーだと知っていたら絶対に買っていないけど、でも見た今の感想としてはけっこう好きな映画かも・・・と考えると、たしかに微妙ですね、作者側にたって考えてみてもね。

P.S

ここのところしんどい状態ですが、今日、日曜日の夜に出社して、席に座ったら欝が急激に戻ってきたぞぉ・・・・っと。