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斎藤由多加のブログだよ

自殺なんてのはね

いい歳をした大人が、突然の自殺という愚行に走ることがある。

時としてそれらが、深刻に考え抜いた挙句の行動などではなく、ともすると突発的で軽はずみな行為の結果である場合がある、ということはあまり議論されてはいない。「銃の暴発」などと報道されている類はみんなそうだ。

鬱気味な日がすこし抜けたかな、とおもった僕ではあったが、そしてそれは、欝で悩む人々に対する敬意と遠慮でいうならば俺なんて本格的な鬱でもなんでもなくただの「気味」程度のものではあったわけだが、それにしても今日は突然、「実に軽い気持ち」でそんな気分になっている。

「そんな重大で不謹慎なことを軽はずみに口にしてはいけない」
親が生きていたらそういうにちがいない。
「ましてやこんなBLOGなどという日記で公開するなどもってのほかである」とも・・。

しかし、このBLOGは、いまこうしてこの文章を書いている時点で、もしかしたら役立たずな命の恩人かもしれないわけで、それはそれで一般的にいうところの「自殺なんて馬鹿げたことを留めつつあるかもしれない」わけだからそれはそれでいいことなわけで、だからこうして書いたほうがいいのである。これを読んで役に立つ若者や中年がいるとは思えないわけであるけれど・・。さらに最悪なことに、自分もそこには踏み入れないに違いないのではあるがね。

たしかに、番記者や警察関係者にいわせると、自殺やその他衝動的犯罪に臨んでいる者のほとんどが数十分からせいぜい2時間弱ほど引き止めているうちら「我にかえる」という。ある意味の「戦意喪失」である。人間がアドレナリンを放出していられる時間には限界があるのである。それくらい、自殺およびその他の衝動的犯罪なんてものはいきおいである。アドレナリンの力を借りないと、人間大胆なことなんてできるものではない。

ほんの3分ほど前に、僕は軽い自殺を考えて、そしてこのBLOGを立ち上げた。そしていま原稿を書きながら、「そんなことをしたって誰も悲しむものはいないんだし」と、さらなる悲しい現実を持ってなんとか自分をとどめようとしている・・・・・・。

なぜ僕は衝動的に自殺を考えたのか、という話であるが、実に他愛のない話であり、しかもつい1週間前に同級生が教頭を勤める高校の5人の生徒たちから未来に関しての取材を受けたばかりなので、だからこんなところに堂々と自殺について書いては彼らの目に留まる可能性も近いわけので、まつたくよくないことなのではあるが・・・・酒の勢いで書くことにしよう。(10分ほど前に、ドンキホーテが買った焼酎を一気で飲んだものがすこしまわってきている)

まず、今日という一日が実に不毛で、非建設的で、最悪の気分であったこと。そしてそれらはすべて自分の役不足であること

そして、大切な知人に対して、そのせいで本意ではないいやな言葉を吐いてしまったということ。

そして最後に、そのなむしやくしゃする日に飲みにいこうとして妻に止められタクシーでむざむざと引き返してた情けない男である、ということ

の三点があげられるだろう。

自分という人間は最低の人間であり、しかも、最悪なことにこの、わずかばかり我慢していれば無難におわれるはずだった人生でこの俺よりも最低の人間と80回以上も知り合ってしまったのである。

そんなことを忘れようとしてできることなんて、普通に帰宅して、つまらないテレビを家族と見ることぐらいであって、そしてそんな行為でなんとか今ほだましだましやり過ごそうとしている自分のつまらなさを痛感する。まるで「今のお前の限界だ」といわれている、ちょうど風呂桶のような場を出ることができない自分に嫌気がさすし、才能のない自分に吐き気がするし、そしてしまいには鏡に映った自分が腐りかけた脂肪のかたまりに思えてくる。

すこし自己愛的にいうならば、というか、そもそもそういうことを書いている自分がナルシストでしかもすこし冷静さを取り戻しいることが卑しいのであるが、誰かの役に立ちたいのに、彼らを傷つけてしまう自分かいるし、愛情を表現したいののにその人に憎まれ口を叩いてしまう自分がいるのさ。

PCの前にある陶器の湯のみを投げてしまったが故に響いた、派手な粉砕音と、そのデザインを愛していたが故にキャンセルできずじまいできているauの白のinfobar携帯を空手チョップで破壊した時の、ガシャリという音。

対照的なこの二つの音がここに力無げにただいるだけの無様な肉塊の耳を、何の生産性も伴わないまま通り抜ける。

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自分を超えろ、と人は軽々しくいうけれど、やすっぽい研修のインストラクターじゃあるまいし、そうそう簡単に超えられないよ。お前は超えられたのかよ?

肉体改造しようとジムにかよってみたものの、たかだか30分ルームランナーみたいな機械で走っただけでへえへえ言ってる自分に反吐が出るだけだ。

なにをやっってもだめな人間がここにいる。そう、だったら俺をぼこぼこにこわしてくれ、いや、いっそ殺してくれ。壊されたまま生きるのはいやだから。できれば、日本刀あたりが美しくていいな。

醜くて臭い黄色の脂肪がジャンクフードで濁った血とともに床に飛び散るだけのことだ。地球はすこし、それで救われるにちがいない。

日本刀は一人切っただけで油でギトギトになるというけれど・・・。死んだ後のことまで考えてたらアドレナリンは引っ込んでしまうわけで・・・。

ああ、情けない・・・。
自分で自分をフルストロークで殴れればいいのにさ、
神様はそれができないように生き物をつくっている・・・。