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斎藤由多加のブログだよ

昭和の人たち

僕は幼児から4才くらいまで、父の社宅である団地に住んでいた。
エレベータのない当時の団地ってのは、つくりは鉄筋だけど要するに、ていのいい長屋だ。
長屋というのは、狭くて、暗くて、窓も小さくて、隣家のテレビの声が聞こえてきたり、夕食の匂いが伝わってくる。

いまはめっきりすくなくなった団地的風景↓

いまの僕の世代では、こういうのは悲惨な環境というのだろうが、子供には苦ではなかった。
エレベーターなしで5階を毎日行き来してたんだよ。
躍動的な生活感が母の匂いとともに懐かしい。

それにしても子供というのはたくましいですわ。
何がたくましいか、っていうと、大人から見たら悲惨なこともぜんぜん平気だったりするから。
大人はそうはいかない。

だから、昭和の人たちの強さって、すごいなぁ。両親たちはどう思っていたんだろう?
「いつか、こんな生活を抜け出してやる」と若き父は感じていたのだろうか?

僕が大好きなKさんとご両親との写真がある。
とてもいい写真だとおもいませんか?
昭和の人はとてもポジティブなエネルギーに満ち溢れていて、僕らはかなわない。