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斎藤由多加のブログだよ

面倒くさいの意味

「今年はE3には来ますか?スピーカーとして参加しませんか?」
海外からのうれしいメールに、
「ごめんなさい、いけません。来年また誘ってください」
と返事した。残念だった。

佳境を迎えているスタッフとすこしでも決めなければならないことが山積みの中でアップアップしている。アップアップの割には、一刻もはやく仕事を切り上げたいと、思っている自分がいる。
切り上げたわりには行動半径がせまい。そのせいで脳が固まってきているような気がする。

どうしたことだろう?
携帯とメールですませようと横着になっているのだろうか?
外に出て仕事をすると、すごく仕事をかたづけた気になるのはなぜだろう?

ここのところ大好きな「書くこと」すらスピードが落ちてきている。
ほぼ日の原稿も滞り気味ですし。
本当は、毎日書いていたいのですが。
たくさんの人が読む原稿たがら、敷居が高くなって「面倒くさい」になっているのではないだろうか?

24(Twenty Four)のテロ対策チームのジャック・バウアーは、あれだけ先端IT武装してなんであんなに移動したのだろ?今の僕だったらメールで済ませようとしてしまうかもしれない。

「斉藤君、40代のいちばんの大敵は何か知ってるか?」
朝日新聞のデスクの人が突然こんなことをいいだした。
「「面倒くさい」だよ。
この言葉が人間を堕落させるんだ」
なるほど。すごく思い当たります、と思った。