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斎藤由多加のブログだよ

中氏へのエール

仕事らしい仕事は一度もしたことがないのだが、この人とはここ7-8年の仕事人生の、いや僕自身の分岐点にはなぜかそばにいたような気がする。
「3月16日ってのは、なにか因縁があるんでしょうかね?」
今月のO氏の命日にあたる日にも銀座某所でそう乾杯した。
氏が22年間勤めた会社を退職し会社を設立することを決意した日だった。

99年の当時、セガという大手企業とのやりとりに疲弊しかけていた僕に、誰も知らないドリームキャストフラッシュメモリーの話をしてくれたおかげで、すっかり盛りあがってしまい長電話を切るころには僕もすっかり元気になっていたという恩がある。

ばかばかしいサーフィンチームをはじめたときも参加してくれていたし、そういえばO氏が亡くなったことを最初に知らせてくれたのも中氏だった。サンフランシスコからの国際電話だった。
「今から日本に引き返す」電話の最後にそういってた。
本願寺での葬儀のあとにO氏を偲んで原宿で飲みましたね。

ここのところ孤独感と絶望感との戦いでしたね。
そして今日から、長年いた会社を辞めて、独り立ちするわけです。

そもそもの発端となったその場に偶然居合わせた僕としては複雑だけど、自分で言い出したことなのだからこれでいいのだと思う。

奇しくも今日、エイプリールフール。くだらない企画のために夜中にふたりで撮りに行った写真は今日だけどこかのサイトに張られている。こういうくだらない経験というのは、大人になってそうそうできるものではないので貴重だ。(釣りバカ日誌出演もそうだが)

門出に向けての応援歌は夜の六本木で、弾き語りましたけど、改めていいたい言葉があるとすれば
「がんばってね」
いや、
「がんばろうぜ」かな。