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斎藤由多加のブログだよ

鶴のひるがえし

25年以上むかしのことだが、自動車教習所の練習問題(学科)で、こんな例題を出された。

「車が路上で故障したのだが、三角停止板を装備していなかったので、やむをえず大声を出して後続車に事故を知らせた。さて、これは正しいか、誤りか? ○と×でこたえよ」

僕は「○」と回答したが、正解は 「×」だった。
その理由は、「そもそも停止版を車に装備していないことが義務違反であるので×」とのこと。

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ものごとには前提条件というものがある。
それはゲームはもとより、現実でもおなじである。
前提から覆されると、理不尽さが故の不満が残る。

上記の問題を推理小説に置き換えると次のようなものになる。

「Aさんが殺され、状況証拠から次の4人が容疑者として挙がった。犯人は4人のうち誰か?」

答え;「Aさんは、もともと病死したのであって、犯人などはいない」

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ただ投げかけておいて、実は中身がない、という仕掛け。
お粗末と笑ってしまいがちだが、まともな企画会議でも、意外にあちこちで出てきているのではないだろうか、似たようなひっかけ企画が・・・。

SOFTBANK携帯の広告コピーをまともに信じて店頭にいった僕は、店員からくわしく話をきいて、この教習所の練習問題を思い出した次第である。
「なぁーんだょ、話がちがうじゃん!」と、ね。

あるいは、スタッフを夕食に誘っておきながら、店に向かう途中で聞いた問題案件に胃潰瘍が痛み出し、何も食べないまま先に失礼した今日の僕は、まさにこれだ、と思う。