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斎藤由多加のブログだよ

「できない言い訳」は無限にある

ここのところ、更新が遅れている。
理由を探せばいろいろあって、たとえば「多忙だ」というのがその主たる、そして鉄壁の理由だったりする。でも本音を言えば、実のところ、「何を書きゃいいんだ!?」という自己ジレンマが定期的に襲ってきているだけかも。素直にその理由をいえばきっと誰でも納得してくれるものも、あれこれと防衛本能が働くから、いつしかインチキくさい言い訳になる。

ジレンマっていうか、要するに日々をいちいち書いたら、そりゃ面白いだろうけど守秘義務契約違反だからね。多大な賠償請求をされてしまう・・・・。なんてのもやっぱり言い訳だわ。そう、どんな仕事でも、「きちんとできない理由」なんてさ、見つけようとすれば100も200も見つかるものだ。でもいちばん納得してもらえるのは「書きたくないんです」みたいな言葉である。

明日、仕事にいけない理由。今日締め切りの仕事を納められない理由。すべては、なんとでも理由付けができるものだ。それをあげればあげるほど、どんどんと自分は嘘つきになるし、たぶん人も気付く。

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そういう状況に対して「だめじゃないか」と叱ってくれるのはとてもいい職場、言い換えるととても甘い職場だったりする。サラリーという報酬をなんだかんだ払ってくれるからね。その代償として「叱られる」わけで本当の第一線の現場では「はい、わかりました」とだけ事務的に伝えられるだけ。そのかわり報酬はびた一文も入らない。次の仕事もこない。それだけのことだ。理由なんて関係ない。交通違反がそうであるように、ただひたすら「結果」だけ。

だから逆に、そういう緊張感をわきまえたプロと仕事をするととても気持ちがいい。仕事をしていて自分が育つのがわかる。でもそういうプロの人を事前に見極める、それが難しい。第一線の人であれば、その人の仕事履歴をみればすぐにわかる・・・。といいたいけれど、ゲーム業界ってのは、一人ひとりの成果物が曖昧なぶん、本当のところの仕事ぶりがはっかりわからないのである。

そういうときは、ブログを見ることにしている。むらっけがある人、かなり手を抜く人、異常にこだわる人、独りよがりな人、日々規則正しい人・・・・。ブログってのは、本当にその人の仕事ぶりがでるものだからね。

そういう思いで、自分のブログを俯瞰してみる。たしかに見事に出ているではないか、僕の性格が・・・。

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実はあと数時間後には、僕は成田で出国審査を受けているだろう。そう、ここしばらく海外逃亡に出るのである。行き先は寒くてへんぴな場所だから、ブログ更新も不可能だと思うのであしからずご了承いただきたい・・・・・いや、これももしかしたら僕特有の言い訳に違いない。世界中どんなところでもネット接続なんて、できるはずなのだから・・・。要するに、プロ意識がないのである。たとえそれが個人のブログであってもね。きちんとやり通そう、という意識。だから僕はB級のブロガーだ。そして・・・たぶん、本業においても、まだまだB級だ。