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斎藤由多加のブログだよ

先生、エレベーターは団子状態です

どこの病院のエレベーターも、連動せず一基一基がバラバラに動いていることがほとんどで、したがって来るのがすごく遅い。
だから見舞いで訪れるたびに「もうすこしなんとかすればいいのに」といつも思ってきました。
今回入院している病院もかなりフラストレーティブで、4台(3+1)のエレベーターが連動することもなく、各階止まりながら降りてくる。

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△三台のうち右端のものが乗客用。

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△さらに、その右に、もう一台の乗客用。

しかし実際に入院して病院を内部から見ていると、いくつかわかることがあります。
なぜ病院のエレベーターがオフィスやデパートと違ってバラバラかというと、寝台専用エレベーターがあるからです。寝台は専用にしないと、いつまでたっても乗れないことになりますから。

が、しかし、実際に観察していると、実態が「寝台専用ではなく寝台優先」になっていることがわかります。患者さんたちは待ってるのが辛いから「専用」とあっても乗れたらとっとと乗っちゃうんですね。そもそも病院のスタッフがそうしているから、なし崩し的にそうなってしまう。

そのうち他の患者さんたちはみんな、病院のエレベーターが遅い事を知っているから、「乗れるかもしれない」と期待して、専用の有無をとわず、すべてのボタンを押してしまうのです。
なもんだから、乗れても乗れなくても、エレベーターは全部「各階止まり」となるわけで、最悪の団子状態になっている。専用指定していることが仇となってしまっているわけです。

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話はかわって、病院って、施設内のすべてのサービス度が社会主義国っぽいというか、臥薪嘗胆的なものばかり。よしにつけ悪しきに付け商売っけがない。だからエレベーターに限らず、「待たさせる事」に平気です。病院は商業テナントとちがってとにかくなにもかもが「いずれ呼びますからそこで待ってて」スタイルなんです。

ま、「当院は予算もドクターの注意も、すべて病気に対して向かってますから」ということでしょうが、エレベーター待ちの姿勢もなかなかつらいという患者さんも多いのではないかな。

「病人が送り込まれる施設」というようなネガティブな名前は誰がつけたのでしょうかね。
病院が一般人にとってもうすこし居心地のいい施設になってくれれば、僕ももうすこし居心地がいいだけでなく、働き盛り世代の成人病の早期発見も実現するのではないかな、とも思う訳でして。