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斎藤由多加のブログだよ

おまけ本について

ただの日記

僕らの世代は「おまけ世代」です。
「おまけ」という謎の、そして魅力的な付属品につられていろいろなものを購入してきた世代といえます。
その中でも、僕が一番惹かれたのは「本」のおまけでした。無料で付属していくるおまけが「本」となると、わざわざそのために書いたのか?という疑問からはじまり、そこに何が書いてあるのかという好奇心を経由して、「なんとしてでも入手し読みたい」という押さえようのない衝動となって僕の中を走るのです。

中でも一番感動した「おまけ本」は、松下のラジカセについてきた「音の冒険ブック」です。いわば「生録」の楽しさをまとめた宣伝部制作の本なのですが、装丁がまんま「書籍」なのです。

CMでこのおまけの存在を知って、「ラジカセ買うなら松下」と決め、どの機種がいいかは実際にお札を握りしめて行った秋葉原で迷いに迷って決めました。中学一年生の時のことです。
いや、縦書きで平とじされたこの本の出来のいい事といったらこの上なく、宝物でした。いまでも持っていると思います。

かつてアップルジャパン(当時の社名)さんの協力で「街の冒険マック」という本をバンドルしていただいたことがあります。このタイトルは、いうまでもなくこの松下さんへのトリビュートでした。
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二番目は、DYMOについてくる英会話の本。
当時は文化放送の社員だった"みのもんた氏"が英語に挑戦、とったもので、日本人の憧れ、アメリカの臭いが満載の小さな本です。(今読むと眉唾っぽいのですけれど・・。)
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「英語」という言葉を話せるようになりたいな・・と本気で思い始めたのは、この本がきっかけだったかもしれない。これも中学二年生のときだったと思います。
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おまけ本というのは、言い換えると「売ってない本」といえるわけで、そういう存在が当時の僕にとってはとても不思議なことでした。
いつか大人になったら、本をおまけにしてやろう、と思い続けて、35年が経過し、その夢がかなったのは、昨年カートリッジ版のザ・タワーに付属させた「お父さんのためのゲームクリエーター講座」という本です。
いま思うと、もうすこし派手な装丁にすればよかったかな、と反省しているのですが、なんとも地味な文庫本の装丁にしてしまいました。プロの校正も通していないので誤字だらけだし(苦笑)
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一昨日から、そのメインマップ部がDSi用にダウンロード版として配信となっていますが、もしそのユーザーの中で「ほしい」という人がいてくれるのだったら、まだ在庫がすこしだけあると思うので、差し上げたいなどとも思う。
返送用の封筒を同封してくれれば、お送りしてもいいな、などと思うのは「自著への奢り」になってしまうのかな・・。
そのあたり、意見をどうぞ、コメントで寄せてくださいませんか?