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斎藤由多加のブログだよ

コモンセンス

ジェロ君が日曜夜の定番銀組「おしゃれ関係」に出ていた。ついつい全部みてしまった(笑)

てっきり奇をてらった企画タレントだと思っていたけど、ジェロ君は演歌が本当に好きなんですね・・。感心してしまった。

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「この人、意味わかって歌ってんのかな?」
外国人が日本語を歌うとき、とか、逆に日本人が外国語の歌詞を歌うとき、人は無意識にそう思う。
わかって歌っていれば染み入る歌も、そうでないとなったらまゆつばっぼくきこえるから。
音源は一緒なのに、それによって印象が違うのは不思議である。

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Common Senceという言葉がある。
辞書では「常識」と訳されている。
日本語の「常識」とは「最低限の知識」とか「基本的な礼儀」みたいな意味。
もしかしたらこのCommon Senseはちょっとちがう意味かも・・。ジェロ君の日本語を聞いていて、突然そんな気がしてきた。
Common Senceってのはもっとメンタルな意味ではないだうか?
「この表現を使ったら相手はどう思うか」
・・それを察知するのがCommon Senseの本当の意味ではなかうかと。
こういうことがわかっていないと、知識や礼儀があっても、人間性としてダメという、そういう人格性というか。

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「そういう言い方しなくてもいいだろう! 」
人が不快に思うその手の発言を、文法や辞書で機械的に解析してもらしき原因は出てこないものだ。
不妊症」というキーワード検索したユーザーに、「養子縁組」というキーワード関連づけて書籍を勧めてしまい、後日謝罪した米国の大手書籍サイトがある。この二つを関連づけることの非礼さは文法や辞書や数式ではわからない。それがCommon Senseの意味ではないだろうか? この手の情報はたしかに教科書としてまとめることは困難だ。学校で教えること、ではないかもしれない。
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「だれもが共通して思うこと(Common Sense)」が明文化できないのは、シチュエーションつまり「話の流れ」だから。この手ののものは人の脳の中にあいまいとあるだけだ。学問のように体系化することなんてできない。
「お笑い」はこれを利用した技だ。そういう発想は人間の脳にしかできない芸当だし、不慣れな外国語で人を笑わせることほど難しいことはないということになる。

ジェロ君はクォーターの日本人で、幼少時代は自室に隠れて演歌を歌っていたという。
日常にも流暢な日本語を話す彼は、自分が発した言葉が相手にどう伝わっているか、確実にわかっている。
それがこの番組で日本中に伝わったと仮にするならば、日本人の彼の唄に対する聞き方が今晩からすこしづつ変わってくるような気がする。