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斎藤由多加のブログだよ

ムカつくからといっていじめるのはやめよう

ただの日記

ムカつくタイプというのが誰しにもあって、そういうヤツをみるとムショウに苛(いじ)めたくなる本性が人間にはある。

自分の手をなるだけ汚さずに、ムカつく相手を徹底的に苛めることができたら、それはさぞや気持ちいいにちがいない・・。

これだけ聞くと、「なんて酷い考えなんだ!?」となるわけだが、そんなテレビ商法がある。昼バラがそれだ。確信犯的に、ばれないように、テレビはゆっくりと「ムショウに苛めたくなるタイプ」を作ってゆく。よくよく観察すると、それとなくわかるから面白い。そして、そのポテンシャルが沸点に達したときに、ちょっとばかり何かをしでかした事実を針小棒大につまんでみせる。そうなったらあとは、「これみよ」とばかりに鉄拳制裁を加えればいいのだ。もちあげておとす、これ以上の基本形はない。そのための種まきには余念がない。

獲物が現れたらカメラにレポーターはほとんど写らないから、できるだけ相手が不愉快になるようなちゃちゃをいれればいい。もし相手が激怒するようなことがあれば、映像としては最高である。そのおかげでニュース性はどんどんとで増えてくるのだから。

そいつが怒っている対象がレポーターであっても、映像にはまるで視聴者に怒っているように見えるからおもしろくてやめられない。あとは、「失礼を国民に謝罪しろ」とコメンターに言わせればいいのである。そのあとのそいつの人生など知ったこっちゃない。

「まずはメディアがその無礼を謝るべきだ」なんてことは口が割けても言ってはいけない。次のコメンターの仕事がこなくなる。

こんな番組を堂々と昼間から流していれば、学校のいじめも多くなるってもんだ。

いったい日本はいつからこんな堕落した国になってきたんだろう?
国全体がメディアのマジックに翻弄されているのではないか・・・・。

「ペンは剣より強し」ならぬ「カメラは良識より強し」の時代である・・・などなど、風邪でたまに休むと、そんな気持ちになってしまう番組を目にするわけである。

風邪で休んでも昼のテレビは見ないほうがいいよ。うっかり見てしまうことは苛めに参加することなのだから・・。