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斎藤由多加のブログだよ

僕は次男坊

ただの日記

僕は次男坊の末っ子で、兄は「しげる」という名です。
父は「たけし」といい、母は「てるこ」といいます。
母の「てるこ」はもう他界してまして、大正生まれの「たけし」は豪遊しております。
去年NHKの番組で我が家がドラマになった時、このあたりの家庭プライバシーは全国的に公開されてしまったものですし、いまさらなにをどう書こうと家族一同はもうあきらめてます。
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うちの家族は(その時のドラマではオーバー気味に演出されてましたが)まじめな人ばかりでした。ちなみに「三丁目の夕日」の時代が5才上の兄の幼少時代とピッタリ一致する、そういう時代です。とにかく、その中で僕はいつも浮いていました。親戚から「サイトウの次男は理解不能」という烙印をおされて学生時代をすごしてきました。
40代のいまになって、「僕は次男坊だなぁ」と自覚することが多くなってきたのは、「こんなことするのはサイトウ家で俺くらいだろうな」という行為を実行する機会が多くなってきたから。つまり、いい年齢して、ちゃらんぽらんなのであります。次にあげるのはその最近の例です。
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頭髪を短くしてから半年以上経ちました。おもしろ半分で短くしたのが始まりですが、そのうちにビートたけしのコントにでてくる「鬼瓦ゴンゾウ」みたいな格好がしたいとムショウに思うようになったのが2ヶ月まえあたり。
旅行がキャンセルになったゴールデンウィークに、突然思い立ったように、その手のショップに行き、相棒とふたりでニッカポッカ系の上下一式をそろえ、街に出たのであります。(前回のおまけ写真がそれです)僕が「親方」相棒が「その社員」という設定。
いや、気持ちがいいのなんの、って、とにかくビールがうまいし、路上でも缶コーヒー飲みたくなるし、タバコの銘柄まで「わかば」に変えたくなるわけ。次回は「ネズミ先輩系」でいきたいと思ったのでありますが、「本物にみえるから繁華街はやめとけ」という関係諸氏の忠告が相次ぎ、ペンディングとなりました。
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若き頃の僕は、自分の家族のように「まじめ」で「常識的」で「自分の殻を破れない」ような人をずーとこバカにしていました。「どうせたいしたこともできないくせに」とね。でも、実は僕の内面は、(過去にここに書いたことが多々ありますが)、誰よりも人見知りで、人付き合いがまったく下手なのであります。だから僕の人生、人間関係では失敗ばかり。要するに、だれよりも精神的に弱い。なのにちゃらんぽらんなことをやって喜んでいる僕は、いわゆる次男坊、なんだな、とつくづく思う。だから強がってコスプレなんかをしたがっているんだろうと思います。
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コスプレって変身願望のあらわれ、ですよね。僕は、きっと、「しげる」みたいな長男的人間になりたいんではないか、と自己分析しているのであります。

追伸
そういうば、何年か前に、L.AのE3会場近くのホテルを任天堂さんが予約してくれたのだけど、いざ現地についたら、僕の名前が予約リストにない。宮本しげるさんが部屋からおりてきてくれて「シゲルミヤモトと同時に予約されているはずなんだけど?」と確認したら、「シゲル・サイトウならあります、でももうチェックインしたことになっています」とのこと。「シゲル・サイトウ」って誰だ!?!?「シゲル・ミヤモト」と「ユタカ・サイトウ」が混ざったのか?という話で大騒ぎになったのですが、僕だけは心の中で、「それは俺の兄の名だぞ?」と密かに大笑いしていたのでありました。