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斎藤由多加のブログだよ

年賀状とかクリスマスカードの「たった一言」の意味ですけれど

ライカジャパンから、ずいぶんとまめにいろいろなニュースレターが郵送されてくる。それがライカショップでかつてカメラを購入したからであることは明白であるのだが、それにしてもうれしい。

昨日は、おそらく店舗スタッフと思しき方々の手書きの寄せ書き入りのクリスマスカードが、ライカブランドの携帯ストラップとともに送られてきた。

その前には、現行ライカレンズがすべて網羅された、パンフレットと呼ぶにはあまりに豪華なつくりのブックレットが送られて来た。

販売促進とはわかっていても、こうしょっちゅういろいろなものが送られてくると、「申し訳ないなぁ」という気持ちと「がんばってと欲しいなぁ」という気持ちが沸いて来るものだ。

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年賀状の季節である。年明けに出社すると、取引先やら行きつけの店やらからどーんと年賀状が届いている。

大企業では規定の賀状が製作されるから、社員はそこに宛名ラベルを貼って年末にどんどこと出す。社員たちは義務感だけでそれをやっているから差出人の名前すらもないものが多く、あっても社員伝票用のゴム印か、中には申し訳程度に三文判を押しただけ、というものがたくさん届くのである。これじゃ、レストランのDMよりひどいじゃないか、というすこし残念な気持ちになる。

それが何であっても送ればいいというものではない。郵送物には受け取る側の気持ちもある。「こんないやいや出したのが見える年賀状だったら、いっそくれなくていいのに」と、思う権利が受け取り側にはあるし、そのまま「シュレッダー行きにさせる権利」もある。いや、けっこうその権利を行使する人は多い。商品の引換券になっていれば話は別だけど(笑)

で、どんな言い訳をしても、やっぱりこれは資源の無駄遣いだ。一言でいいから手書きの「ことぱ」がありさえすれば、一枚のハガキにふと手を止めて、その人に思いを巡らさせる・・・それが年賀状の意味だろうし、エンターテイメントの本質でもある。そのためのちょっとした努力が面倒ならば、いっそなにも出さない方がいい。

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そんな年賀状が多い中で、ライカさんからの寄せ書きクリスマスカードは、うれしかった。一人ひとりが多忙な中、一生懸命に書いたのだろうなぁというのがひしひしと伝わる。
だから、今年の僕の会社のクリスマスカード(弊社は年賀状は慣例で出さない)は、宛名もすべて手書きにした。社員が手分けして手書きしたから、字の上手い下手の個体差がある。それがいいと思っている。

このブログを読んでいる取引先の皆さん。
ゴム印とか三文判だけの年賀状はもったいないので出さないほうがいいよ。なによりもまず、もったいない。

オートマティックなDM印刷物はいらないと感じるのは誰しも共通だし、出した人のイメージは確実に下がる。人が新年の初日に欲しいのは、あなたの意思であって、それが年賀状の意図である。そのかけらもないものはどうぞ切手代の節約対象と考えた方がいい。

「人から頂戴するものに注文をつけるなんて何様だ!?あつかましいにもほどがある」という声が聞こえてきそうだけれど、いまの時代にこういうことはとても大切ではないかと思う。

ゲーム業界は他の業界に比べてぬるい業界だ。そのぶん社会人としてのマナーとか常識が、ない社員が多い。偉そうなごたくをならべても、それはまぎれもない事実だよ。はやく直さないとそういうことはよろしくないと切に思う。