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斎藤由多加のブログだよ

NIntendo 3DS!?

ただの日記

先月23日に任天堂からリリースされたNintendo 3DSなる新機種。3DSという仮称名称と、裸眼で3Dゲームが楽しめるということ以外なにもわからない発表。

この発表が具体的にどのような仕様になって私たちの目の前にあらわれるかは、どうやらE3での発表を待つしかないようですが、ひとつだけ思ったのは、今回のものは「枯れた技術」の採用ではなく、「まったくの新技術」によるゲーム機であるということです。

それは3Dテレビがほとんどまだ店頭に並んでいない中、立体とインタラクションするという行為がユーザーはもとより開発者にはも新技術を通り越えてまったくの未体験の領域であるという意味です。

未来の自分たちが途方に暮れる今の姿を振り返ったら、「いままでのキミたちが3Dといってたものはさ、ただの秒がの計算方法であって、画面に表示された時点でただの2Dなのだよ。ちゃんちゃら時代遅れだぜ」というみくだりはんをつきつけられてるような気がしてくる。

さて、こういう「未体験の環境」でのゲーム作りってのは、開発者の(プログラマーというよりも企画者の)ノウハウはまたもリセットされることになります。たとえば2画面になっただけで、それらを効率よく使おうとした企画の画面推移図は上下の組み合わせてずいぶんとややこしくなった経験をしました。それをふまえると、立体やら、それに付随して付加されるであろうハード特性を活かしたい企画者によっては、この未体験ゾーンはやっかいな負荷になるでしょうね。その意味で、任天堂はずいぶんと高いリスクをとったな、と思うわけです。

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それでも、こうやって停滞気味なゲーム業界をゆさぶって革新してゆかないとあたらしい遊びは生まれない、という気概は、「さすがだな」、と思います。「制作者はちゃんと工夫をして作品をつくれよ」というメッセージにとれるわけで、だぶついた自分の脳みそにかつをいれていかないとダメだなぁと、この週末、しごく反省しているわけです。