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斎藤由多加のブログだよ

新型ライカM8

ライカの主軸であるMシリーズがいよいよデジタルになる、というニュースはライカファンの間ではすでに有名である。

「体育の日」である明日の午後4時から、銀座のライカ直営店で開催されるその内覧会に参加する予定である。日本の一般人に対しての披露は初めてではないだろうか?触らせてくれるというので、数日前からドキドキわくわくしている。明日いくために今日はたくさん仕事をしてしまった。

しかしね、価格と発売時期はすでに公表されているのであるが、57万7500円というから、破格の高さである。むろんライカのMシリーズとしては普通なのであるが。

デジタルだとなぜそんなに高いと思えるのだろうか?

それは価値が下がるからである。
いや下がるのではない、高い新機種がでるのである、デジタルは。

技術競争の中でデジタルは伸びる業界である。
アナログは古くならないという強みがあった。だからこれまでのMシリーズは、爆発的に売れなかった。けど、デジタルになったとたん,進歩は確実に為される。進化さた分だけ、ムーアの法則でドーんと価値が下がる運命にある。1000万画素の今回のモデルも5年後には、二束三文になる。だからデジタル製品は日進月歩に売れ続けるのだろう。この矛盾な運命は、誰がどうあがいたって、どちからひとつを選択しなければならない。

ま、僕はデジタル世代なので、買ったものの値段が下がることは気にならないたちである。デジカメなんて使い捨てだと思わなければ最初から買う気にならない。
ただ、問題なのは、異常な高価で買った特別機への愛が時間とともに確実に薄れてしまうという、前代未聞の試練だ。値段が高いぶんその恐怖感は大きい。

ライカのデジタル版というのは、ついに神から人類へ、アナログとデジタルの狭間に投げこまれたテストのように思える。

果たしてプロのライカマニアは買うのだろうか?

これはおもしろいネタである。

ますとりいそぎ、その製品評価については明日ここでご報告することにしよう。