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斎藤由多加のブログだよ

iPhoneの使い勝手について

iPhoneを使い始めて約一か月。
今日は、その使い勝手について、自分の印象をつづってみることにした。

まずiPodTouchと比較して圧倒されるのは、wifiに依存しない「接続」。Wifiがあればそちら優先。でも出先でも路上でもシームレスにつながる便利さは、t感動ですらある。

こういうのは、慣れてしまえば当たり前のことになってしまうのだろうね。ちょうど携帯電話をはじめて使用したときの感動に似ている。

iPhoneは、「電話」という商品として売られているが、そしてまた、mp3マシンという商品カテゴリーに区分されているが、僕は実はどちらにも使っていない。理由はバッテリー持続時間。僕にとっては完全なモバイルマシンである。

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さて、じゃwilcomのesなど従来のモバイルマシンとどこがちがうのか? それは、捨てるものは徹底して捨てることによるわかりやすさ、である。  過去のしがらみをばっさりと切り捨てたiPhoneは、第三世代のGUIをもつOSのようにみえる。(事実そうなのかもしれない)

ジョブスがアップルに返り咲いたときに、「自宅とオフィスで仕事環境が共通化できるまではマックはつかわない」と発言してきたことを思い出した。
.macは(=いまはモバイルMeという名称になったが)、iPhoneにターゲットを合わせて随分と進化したが、たしかに「自宅とオフィス」の仕事環境がずいぶんと近づいたように感じる。

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●モバイルMEとの威力

昔の秘書が丹念にOutlookで入力してくれた住所録。後任との引き継ぎの関係で、ここ2年更新がストップしたままだった。
「夏も過ぎたし、そろそろクリスマスカードのことを考えないとならんぞ・・」そう思い、前の秘書のパソコンのデータを自分のWindowsマシンにコピーした。すると驚いたことに、その住所録情報はモバイルMeのサーバーを通じて、自動的に手元のiPhoneにしっかりと(文字化けしたり姓名が不自然に逆転することなく)転送されているのである。

広告の文句どおり、手元のiPodで、ノート型macで、そしてWIndowsアドレス帳で、更新をかけると、すべてに即座に反映されているではないか。これはすごいことだ。どうすごいかを端的に表現するとね、バッテリーが短命なせいでぼくはいま2台のiPhoneをもっているのだけれど、一台がバッテリー切れになったらさ、もう一台をそのままもって外出しても、そこにある連絡先や予定表データはまるで一緒、という状況になるわけだ。パソコンはいうにおよばず、ね。このシームレスが第一のおどろき。

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●検索インターフェイスとしてのGPS地図

GoogleEarthの偉大さはすでに議論しつくされているが、GPSを搭載した同類の"MAP"を路上で使える便利さもiPhoneで初めて体感したのも今日のこと。

「港区 サイゼリア」といれてMAPで検索すると、ずらりと地図上にサイゼリアの位置が表示される。そのひとつをタップすると住所や電話番号が出てくる。さらにそれをタップすると、そのまま電話がサイゼリアの三田店につながる、というわけです。車中から「おたく様は駐車場完備ですか?」と、なる。

そう、モバイルユーザーにとって地図は、いまは立派な情報検索インターフェイスなのである。
PCのウェブ上の電話番号をクリックするとSkypeでつながる、というのもおみごとだったけど、地図上の店舗に、モバイル機からそのまま電話接続される便利さというのは、すごいなぁ・・。びっくりした。このシームレスが第二のおどろき。

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△電波を使用するキャリアは地域によって自動的に切り替わり表示

●海外でもそのままモバイルが使えるということ

第三のシームレスのおどろきは、そのまま海外にいったとき。
たぶんiPhoneが本当の力を発揮するのは、不慣れな海外にもっていった時ではないかと思う。携帯電話も海外で使える時代なのはわかっていたんだけど、上記のモバイル環境がそのまま出張先の路上でも稼働するのは助かった。自分がいるアメリカ合衆国内の場所がMAPにプロットされ、移動するから道に迷うこともない。ホテルの予約も上記の「サイゼリア」と同じ方法でできるわけ。海外旅行にはかならず一台iPhoneを、というのは大げさだろうか?

難点があるとすれば、バッテリーの持続時間。日本の携帯電話の要領でいると、とんでもないしっぺ返しをくらう。とくに、渡航時間中は、電源を「完全にオフ」にしておかないと空港で泣きを見るので注意。

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さて、これらの考察から、ひとつ得たアドバイスとアイデア
日本で契約した携帯を海外ローミングで通話すると、料金はご存じのとおりとてつもなく高い。僕も、たがだか1週間で6万円近くかかった。米国内の市内通話も国際電話扱いだからね。

だから、出張の多い人は、たとえばアメリカ契約のiPhoneを一台購入しても、じゅうぶん元がとれる気がするわけ。なにせ、連絡先やメールなどのアドレス帳は(モバイルMeのおかげで)コピーする手間がゼロなのだから。