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斎藤由多加のブログだよ

IBM純正ロゴいりThinkPad

「お肉屋さんのコロッケ」
とか
「牛乳屋さんのコーヒー牛乳」
といった商品名がある。

このThinkPadは、さしづめ「PC屋さんのノート」といったところだろうか。

ノートはとにかく形が大切である。

新しいパソコン、たぶんIBMのロゴが入った所有ノートはこれで最後になると思う。IBMがPC事業の撤退を表明してから結構経つし。

IBMは表面素材から赤いおへそのようなポインターまで、発売以来首尾一貫したデザイン哲学でやってきた。イタリアの有名デザイナーが手がける、というニュースを国際線の機内雑誌で読んだことがある。どんなものかと思っていたけど、最近は進歩のせいで小さくなり、デザインの良さが際立ってきた。
さらには、長く続くいたものというのは、いつしか心の中に根ざすようになり、ユーザーじゃなくしてもさびしいという話になる。

身勝手だが、いまここで消えてしまうのが惜しまれる。

そんな万感の思いをこめて、このノートは購入した。
かわいいし、頭がいいし、指紋認証もよい。しかもなぜか安い。

パソコンは古くなると使いものにならなくなる。
いつしかこのマシンとお別れする日がくるのだろう。
使わずに新品のままとっておきたいが、そうもいかず、いまは毎日、こき使われている。
君がいなくなる日まで、こき使わせてもらうことにしよう。