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斎藤由多加のブログだよ

F川君おつかれさま

今日でF川君が契約満了でプロジェクトを去ります。おつかれさまでした。

昨日、ちょっとした打ち合わせで顔を合わせたとき、F川君が、「斎藤さん、僕、明日までなんですよ。いろいろとお世話になったので」と照れくさそうに、包装された品をもってきた。包装をあけるとそれは、素朴な木製の筆箱だった。うれしかった分、今日という日を忘れていた自分が恥ずかしかった。

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F君は、なぜ僕に筆箱を選んだんだろう?
そんなことを考えながら、唐突にこの筆箱に彼のサインをお願いをした。

彼はしばらくびっくりした様子だったが自分の席にしばらくもどり、そして「めちゃくちゃ緊張しました」といいながら、サインペンでなまえと日付を書いた筆箱をふたたび持ってきた。

これで、世界で一つのSpecial Editionになった。
F川君、ありがとう。

たとえそれがエルメスのバッグであったとしてもまったく緊張せずにサインできるデザイナーになってください。あなたのサインがエルメスバッグの価値をさらに押し上げるんだ、という自信が、それを可能にするのだと思います。

またどこかで仕事をご一緒しましょう。
筆箱は、大切に使わせてもらいます。