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YOOT.COM

斎藤由多加のブログだよ

SMAP騒動でいちばん悪いのは誰だ!?

「ゆたかは、一連のSMAP騒動で、誰が一番悪いとみてるんだ?」
12歳のときからの友人であるNが酒を飲みながら聞いてきた。
僕は芸能通ではないので、なんでそんなことを聞かれても困る。
「そんなのわかんないよ。」
そう返すと、
「SMAPの人気は今後どうなるんだ?」と重ねてきた。

この質問には思うところがありまして、ゲーム的な視点だけでいうならば、という条件付きこう答えたのでした。
「そりゃ、これまで以上にますます売れるでしょうよ」と。

「えー?なんで?」
と意外そうな表情でNが聞き返す。
「ジャニーズで、今回のSMAPほど、リアルな生活感やタレント稼業への不安とか人生観、をさらけ出したタ自分のレントはいはない。巨大なシンパシーを得たと思うから」と答えた。

シンパシーというのは、第三者が持ってくれる当事者意識のことです。(こういう使い方をするのは僕特有な使い方です)

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今回は、事務所側が悪い,とか、マネージャが悪い、とか、いろいろな意見が錯綜しています。どの意見がいちばん有力なのかはわからないが、とにかく無関心な人がいない。それがすごい。結果としておきるのは、今後のSMAPの動向にはいやが上でも誰もが注目するということ。これは同じ炎上でも、「わるくない炎上」だと思う。

炎上には「わるくない」ものと「わるい」ものがあると思うのですが、これが「わるくない」ならば、じゃ「わるい炎上とはなにか?」となります。

それは(本質をとわず)悪者が確定しちゃっている構図での炎上です。
とくに日本は、いかなるニュースでも「悪者」を探すクセがある。最近では、ベッキーの不倫騒動だったりとね。

ひとたび悪者が「確定」すると、どのメディアも反対することなく徹底的に叩く・・・これが「わるい炎上」です。

なもんだから、いい/わるい、の違いは、原因の本質とはちがうところにある。この特異性があるもんだから、タレントはメディアに向かって「とにかく謝る」しかない。有名人やセレブが謝罪するこの姿こそが、日本人のみたい風景ということなのでしょうねぇ。世界から病的といわれても仕方がないと思うのです。

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ネットの情報で自殺する若者が増えているなどといったニュース報道で、「父が娘に書いた情報の教科書」なる本をいまだ書きかけているままなのですけれど、この日Nと話してて思ったのはですね、「メディアに対する免疫性」を持たなきゃならないのは、若い世代ではなく、むしろ古い世代ではないか、という気がしてきたのでした。