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斎藤由多加のブログだよ

シリーズ人間関係 その2 「気が合わない人との関係」

ただの日記

"気の合わない二人"が結託できる場合としたら、それは「巨大な共通の敵」をもったときだという。S先生は、「だから初めてのデートは、テーブルではなくカウンターに並んで座れ」と教える。

向かい合うのではなく、同じ側で隣り合う・・・この位置関係は心理的に、確かに楽だ。その目線の先の景色が動くと、なおさらによいのもわかる。つまり、「敵は外にいるぞ」という関係。
思えばゴルフも、ドライブも、、遠足のバスも、異国への旅行も、(敵というほどの対象ではないが)同じ側からの共通体験の別称だ。向かい合うのとはずいぶんとちがう。

もしかしたら、人間同士というのは向かい合うのがとても苦手な生き物なのだろうか?

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エイリアンが来訪したとき人類が初めて団結するというストーリーは昨今のSF大作映画の定番だが、要は「共通の敵」こそが人間を結託させる唯一の手段とS先生はいう。

たしかに人を巻き込むのが上手な人、仕事をうまく進める人、というのは、この「仮想敵」を関係者に上手に提示する。

「おれの指示に従え」ではなく、「あいつらを倒せ」とか「あそこに行こう」「あれを手に入れよう」という言い方に転換する。そしていつしかリーダーとして同じ側に立っている。

だとしたら、もって行き方次第で「気の合わない人」といくらでもうまくやる方法があるように思えてくる。人間同士の「あう」「あわない」というのは、外環境次第でいくらでも変化するものなのかもしれい。

「気」という考え方は、ただひたすら人間の相性を体系だてている点で、とてもおもしろい。