読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOOT.COM

斎藤由多加のブログだよ

シリーズ 人間関係 その1 「気があう」

勝手に、しばらく連載形式で更新してみよう、と思いついた。
タイトルはなんでもいいのだが、とりあえず「人間関係」としてみた。
第一回に、「気」について書いてみた。
しばらくお付き合いいただきたい。

*********

「気」というものについて、何度かその道の先生に教わったことがある。並行してその先生の著書を読んで、ずいぶんといろいろな謎が解けた気がしたものだ。

元気、病気、気分、気質、本気、勝気、「気」ほど、あちこちの文字とくっついて顔を出す言葉はない。
でも、この気、という言葉が何を指すのか、わかっているようでわからない。

気が乗らない、気が合う、気が強い、気になる、気に入らない、気にする、
・・・これらの言葉に登場する「気」とはすべて気功の「気」だという。
科学では証明できないけれど、すべての人間に備わっている「気」というもの。
乗ったり、合ったり、強かったり、入ったり・・・・いったいなんだ?

職人や芸術家は、「気が乗らない仕事」は決してし引き受けてはならないそうだ。
理由は、引き受けてもろくな結果にならないから。職人は経験的にそれを感知しているが、論理的に他人に説明できない。説明できないから「気が乗らない」としか表現できない。しかし人はそういう態度を自己都合で「わがまま」と決めつける・・・。

思い当たる経験がいくつも脳裏をよぎる。 「たしかに」、とうなずいてしまった。

*********

気が合わない人との関係も同様だ。仕事でもあそびでもまったくうまくいかない。なぜうまくいかないかはわからないが、とにかく、合わない。こういう相手とうかっり付き合ってしまうと、やがては相手を忌み嫌い、誹謗愁傷する悲惨な関係にもなりかねない。しかし、それでも近くにいると、ついぞ攻撃してしまう、それが人間社会というものだ。
そして両者消耗し、時としては破滅する・・・・。

しかし、本当は、どっちっが悪い、ということではない、それが「気」の考え方だ。互いの「気が合わない」だけのことだ。血液型と同じような理屈。本来、相手を憎むようなものではないのに・・・・

もしそういう相手と知り合ってしまったら?
こつは決して距離を縮めないこと、だそうだ。

*********

こういう相手と、しかし必要に迫られてどうしても仕事を一緒にしなければならない場合がある。どうしたらうまくトラブルを回避できるか、をかつてこの「気」の先生に教えてもらったことがある。

                                      つづく