読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOOT.COM

斎藤由多加のブログだよ

携帯メアド文化は過去のものとなり、SMS時代がくるのだろうか?

ただの日記

SMS(←いわゆるショートメール)がキャリアを越えて送受信できる日が、あと1ヶ月後にくる。僕は、実はこの日をずっと待ち望んでいたのですが、もうすこしゆっくり来ると思ってました。なにせここは日本ですからね、公約されたことだっていつになることやら・・とね。

なぜ待ち望んでいたか?という話になりますが、要するに人の連絡先を聞くのに、番号がわかっている人なのにどうして長たらしい(←これは人によるけど、ガラ携テンキーでローマ字と英数字をいれるほど辛い仕事はない)メアドを転記入力しなければならないんだ?という疑問が払拭できないからでして、携帯メールアドレスがない日本以外の国では、実に不可思議な行為に思われる習慣だったと思います。「プッシュ型であればGmailでいいじゃないか」、というに決まってる。

たしかに無料のGmailがあるのに、携帯料金にiMode代315円/月、を付加して払うってのも、よくよく考えるとよくわからない。もともとがPC文化の人間なもので、iModeという閉鎖系世界が好きにならないってのもありますが、特有の「半角カナ」の文化がどうにも嫌いなのも含めてあまり価値を感じないのです。

だから、とっとと315円など解約して、番号だけでメールを受信できたらどんなに便利だろう、と思っていたのが一つの理由(SMS一通につき発信者に3.15円かかることになりそうですがそれでも現在の固定費の1/100ですからね) そしてもう一つはですね、メアドは人によってはときどき「変わる」からなのです。うざい人間関係のしがらみの中で、メアドを変えたい理由もわからないでもない。しかし、番号はそのままでメアドが変わる、しかもこのふたつが紐づいているという「ねじれ構造」にあまりエネルギーを使いたくないってのがある。

ガラ携の時代では、MMS(キャリアのメール)は、待ち受け画面にも着信が表示されるので、いったん登録してしまった人とのやりとりでは、これほど使いやすいメールサービスはないことも事実。だけど、いまのようなスマフォの時代では、MMSのアプリの弱点がまるだし、DOCOMOメールはSPモードと名を変えて最悪の使い勝手となっている状況もある・・・(使ったことのある人ならわかると思いますが、専用アプリを使うわりにトップ画面に着信告知がないからメールがきたことに気付かない)

ソフトバンクが立派だったのは、iPhoneローンチの数ヶ月後に、XXX@softbank.ne.jpというMMSメアドを前ユーザーに提供し、しかもiPhone上で、ガラ携と同様のトップの着信通知に対応させたことでしょぅか。これがなかったら、日本ガラパゴス分かのユーザーにとってiPhoneは愚図でノロマなスマート携帯といまだに見なされていたかも知れないと思う。

*******************

クラウドの時代になると、本人認証ってのがいろいろと大事になります。これまでは提供側が「おまえは本当に、この番号の持ち主なのか?」という確認がとれなかった。だからiModeの時代では「公式サイト」という名でキャリアがそれをすべて担ってきました。これからは、「あなたの電話番号さえわかれば、こちらからメッセージ送りますので、そこに届いた暗唱コードを入力してくれればいいですよ」となるわけで、長たらしいメアドをいれる必要もないし、キャリア決済を経由する必要も薄れる。ついでに着信した端末が世界で一つの携帯電話であることも確認できるわけです。携帯メールアドレスなんてのは「インターネットからの送信物はうけとらない」に設定している人がほとんどなわけで連絡先になり得ないんだから。

***************

ガラパゴスだった日本のユーザーは、スマフォの到来とともにすこしづつ、「携帯で使用するメアドはキャリア依存しないものにしよう」という気にすこしづつなってきてるんじゃないかな。そこに来てのSMSオープン化ですから、情報提供者はこれから「電話番号収集合戦」に入ると思います。相手が携帯ユーザーであることが確実にわかる方法で、かつ連絡先でもあるわけだから。

ま、知らない人に番号を教えることには抵抗がありますし、写真貼付とかデコメ文字のように長く土絵割れてきた日本のユーザー文化ってそう簡単には変えられないものでしょうけど、最期はそういう世界標準に変わってくるものではないのかな、と・・・。

 

(ツイッターをはじめてからブログ文体がかわったとつくづく思う自分がいる・・・)