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斎藤由多加のブログだよ

奇蹟はおきないようですけれど

結局、ほぼ一週間が経過して、父の容態は落ち着いてきているようだけど、目は醒さない状態。いわば植物人間。

その肉体は生きているけれど、父という人格はもうこの世から失せてしまった。看病疲れ気味の妻と、それに気遣う一人娘。何か起きたときに鳴り響く電話のベルが怖くて娘は布団を持って妻との寝室に引っ越してきた。

親子三人が同室で寝起きする日々は、何年ぶりだろうか?非常事態ってのは家族の絆が深まるものだ。不思議なもので、張りつめた日々に、すこしだけ団らんが生まれた。

親族たちは、何かを待ちながら、日々を送っている。その「何か」って何だろう? 自分たちでもそれが何なのかはわからないのである・・