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斎藤由多加のブログだよ

ハバナの風景  HavanaReport#1

一昨年のゴールデンウィークに、豚インフルエンザパンデミックのせいで全面キャンセルをくらったリベンジで、僕はこの年末休みに、強行でキューバの首都ハバナに行ってきたのであります。その写真を、すこし紹介します。カメラはLeicaM9+Summicron 35mmF2.0 と、一部ライカのパナ製デジコン。(波に足下をすくわれ転倒落下。そのせいでM9は途中から故障し戦線離脱したのでした)

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要するにノスタルジーなんだろうな、キューバーがここまで誘う引力の根源は・・。

人間には古いものとか珍しいものを欲する性質がある。

とくに、誰しもが知っているもの、それでいて手に入れることが困難なものには高値をつけたがる。ノスタルジーってやつでしょうかね。

社会主義の国なもんだからキューバーの生活水準は日本の昭和40年代のレベルでとまっていて、(これがけっして悪い意味とは限らないあたりが重要です)、一方の風景としては50年代のアメリカが送っていた生活がそのまま残っている。

僕は、だからそれが見たい、というんだと思う。ただ単にカリブのリゾートにいきたいのであれば、米国から直行便がある別の島々がその周囲にうんざするほどあるのだから。

 

キューバの引力の根源は、ハバナという街が持つ「歓楽街」の歴史だ。人々に「カリブの賜物」と言わせしめるほど栄華を極めた歓楽街ハバナ。マフィア、カジノ、酒、葉巻、そして女。失われた楽園、がここにはあった。誰しも男なら憧れる、華々しい時代。

その風景は、「革命」という非連続的なイベントによって真空パックされ、そして50年が経過した。

千と千尋のかみかくし」じゃないが、人は完全に入れ替わり、スペイン帝国が栄華を極めた時代の植民地の建物と、50年代のアメリカ車だけが、タイムマシンのように保存されてた街、それがハバナHavana1

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