読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

YOOT.COM

斎藤由多加のブログだよ

EarhBooKという名のアプリをつくったのでお知らせします。

 ●視点がガラになる理由・・・地図と教科書

「肌色という色は英語にありません」というコピーは、たしか二十五年くらい前の某英会話学校の広告につかわれたものでした。

最近は携帯電話だけでなく、僕ら日本が、いや日本人の価値観そのものが「ガラ」といわれています。かつては「島国根性」なんていう言葉とともにいわれてきたけれど、学生時代には「航空機でこれだけアメリカが近い時代に、いまさら島国根性もないだろう」と、ピンとこなかった。でも、それが、なかなかそうでもないと思うようになったのは海外で仕事をするようになってからのことです。

人間の発想は、おもしろいほど、見ている地図や教科書表現や名前などに歪められるものです。で、僕たち日本人がもっている価値観は、どうしても「ガラ」です。どうしてか?といったくわしい話は今後もこちらのプログで書いていこうと思いますが、要するに「日本史」と「世界史」をバラバラに学習してきた僕らは、この二つが頭の中で紐づいていない。いや紐づけなくてもよかった。それは「島国」という地形の影響が大きい。ヨーロッパのように地続きの国はそうはいかないわけですからね。

●EarthBooKというアプリ

さて本題に戻ります。

2013-08-12 00.28.38

EarthBooK(R)は、オープンブックがこの夏にリリースする"地球儀"をプラットフォームとしたアプリ(シリーズ)です。我ながらいい命名だと思っています。

さて、この第一弾コンテンツとして出すのは「世界の領土の変遷」といいます。日本とアメリカを手始めに、イギリス、ロシア、スペイン、ポルトガル、etcと順次プラグインで発売してゆく予定です。順次購入いただいた国別の領土変遷地図がひとつの地球儀上に追加で配置されていくというしくみです。(今日の時点でアップルの承認がえられていませんが得られ次第)日本とアメリカ版がリリースされてゆくことになります。

●このアプリを制作した理由について

このアプリは足掛け3年かかりました。調査と開発に要した費用は回収できる自信は正直ありませんけれど、やっと出せるのが嬉しいタイトルです。

なぜこんなアプリを作ったのか? それは、「動かしてみないと見えてこないこと」、「分けて見ていたのではわからないこと」が、地図にはたくさんあると気づいたからです。これはゲーム業界の人にとってはあたりまえのことです。「大国アメリカ、が、実は最初はすごく小さい領土だったということを知ってるか?」と言葉でいわれるよりも、絵で見た方がずっとわかる。

IMG_0211

その一方で、ただのちっぽけな島国の、イギリスという国。この国の領土が今のアメリカを遥かに凌ぐものだったことを今の子供たちはどれだけ知っているでしょうか?

第二次大戦で「原爆」という究極平気を偶然持ってしまったアメリカは、「ヘイ、イギリスさん、いいかげん、おまえらの植民地を手放せよ。」といい、植民地にはしない方針でアメリカは「軍力配置」という帝国政策をとりはじめます。

●資源と植民地と帝国主義

大戦前にあちらこちらで起きていた欧州列強の「領土拡大の時代」が、日本の戦争に踏み入れる理由にも影響を与えているわけです。でもそれはどんものだったの? どの規模だったの? え?まじ?こんなに? といったように時間軸を「行き来」させながら、歴史と領土の変遷を俯瞰してみたいというのが、このアプリをつくった同期です。内容はゲームではありませんが、表現手法やデザインは、いかにもゲームクリエーターが得意とする領域といえるかもしれません。

そもそも地図というのは、紙のような二次元に変換させる時点で歪んでしまいます。そこに時間軸をいれることは、紙ではとうてい無理です。だからこそ、コンピューターでやる意義がある。

操作イメージ

 

上の写真にあるように、時間軸をいったりきたいすると、領土も変化する、とか、上の国タプを選ぶと、対象となる国が変わる(このタブを追加でコンテンツ販売してゆくのがうちの商売となります)。その時代ごとの国の領土面積を比較する小画面があって、バーグラフ表示して比較することができる、といったことができるのが特徴です。地球儀だから回転と拡縮もできる。つまり、向きやサイズ、時間軸、を国ごとにいじくりまわせる地球儀です。 

RU_001

 

●制作途中に発見したこと

実は私のいるオーブンブックという会社。ここは、YAHOO世界地図の引きの地勢情報を提供している会社でもあります(リンク先のYAHOO地図の画面下のクレジットを見てください。NASAと並んで(C)のクレジットされてるでしょ?)。立派な地図の会社(!)なんです。

ところで、「イギリス」という英語の国名が存在しないという事実を考えてみた事ありますか? 
僕たち日本人が「イギリス」と読んでいる国の定義が、そのせいでかなり曖昧なのです。イギリスという言葉は、スペイン語ないしはポルドガル語 から来ています。じゃ英語で言うとどうなる?となる。すると多くの日本人は「イングランド」というのではないでしょうか?イギリス人を「イングリッシュ」と呼ぶように、ね。しかしイングランド、とは英国に属する一つの国に過ぎない。だからもし、スコットランドから来た英国人に、「あなたはイングリッシュですね」というと、「おい、ちょっとまて」、となる。英国人を英語では、「ブリティッシュ」といいます。

UK02

いわゆる「大英帝国」は、では、この四つの島国の事をさすのか?

ではイギリス連邦ってのは?  わからんようになってきた、えと、どこからどこまでがイギリスやねん??といった疑問の中に、日本人がなんとなく理解してきた概念と現実のギャップが象徴されてます。

話は長くなりましたが、そんな思いがたくさんつまったこのEarthBooK(R)は、時事とともに、そしてユーザーの皆さんとともに成長してゆくアプリだと思っています。近々に発売です。なにとぞみなさんよろしくお願いします。




 

 

 

 

 

 



 

Galaxy note 8.0/ 3G & LTE

前回は、Galaxynote 10.1について書きました。今回は、こちらも海外発売のみのモデルだけれど、おなじくGalaxyNoteのタブレット版の新製品である8.0を入手したので、引き続きこのシリーズについて書きます。サイズを除いて基本仕様は似てますからね。

あ、そうそう、最近ほんと、こちらのプログを更新していないという事実があります。ツイッターfacebookにエネルギーが分散してしまって、書くという行為に対する集中力というか情熱が薄れしまった感を自分でも感じていて、ようやく、たぶん二年半くらいでしょうか、を経てすこしづつ気持ちが戻りつつあるという状態であることも付記しておきます。

さて、日本では(本来的にはドコモから)発売されることのないSamsung製のこのモデル。本当にいいのであります。

というのも、ペンでスクリーンに手描きで書き込みができるというのは、体験しないとわからないかもしれないけれど、本当にすばららしいことなのです。通常のスマホのような(実に脆弱な)テキスト入力環境でただ文字を綴るのとはまるで違う感覚がそこにはある。僕は、大切なテーマの時は、会議中にノートパソコンを使う事をスタッフに遠慮いただいているのですが、それはその場でイラストとともに説明しながら話している内容を、発言をせずにかちゃかちゃとキーボードをたたく事に費やしてほしくないからです。議事録? この内容をテキストで記録できるほど文章力のある人だったら会議する必要がそもそもないわけだし・・。

さて、そういう考え方の僕なもんだから、イラスト入りで手描きができるモバイルドキュメントマシンとして、このGalaxy8.0は並行輸入可能となる時期を待ち望んでいたわけ。このモデルは電話でもありますが、10.1よりさらに現実的な電話サイズである・・・といってもスピーカーモードでの電話会話、つまり会議専用ですが。

LTEモデルを買っても、ハイスピードは出ないようです

さて、並行輸入で購入した、いわゆるSimロックフリーモデルに、僕はクロッシーの契約をしいるDocomoSIMを挿してつかっています。SIMサイズは、10.1の標準サイズからマイクロSIMに変更になっていますので、使い安くなっています。

さて一台目としては、まちあぐねた僕が急ぐがあまり3Gモデルを購入してしまったのだけど、いまいちスピードが遅く、つい先日、3Gより遅れて発売になったLTEモデルを追加購入。しかし、残念になことに、LTEのスピードはでていないようです。先日ようやく入手したLTEモデルに挿してさっそく通信速度をベンチマークするアプリでためしてみたけどこちらも3G程度のデータ通信スピード。その理由はDocomo社純正製品でないから、と思われます。Xi(クロッシー)の性能をフルに使うためには電話機がドコモ製でないとロックされしまうようです。日本通信などから発売になっているSIMロックフリー向けLTE SIMをいま手配していますが、こちらについてはまたテストが終わり次第報告します。データ専用SIMだとせっかくの通話機能をおきらめるのが残念ではあります・・。

●SMS

さて、僕はデータ通信専用タブレットとちがってGalaxy Noteが電話機であることにすごく価値を感じていて、その違いとなる機能一つにSMS(=ショートメール)というのがある。

で、もしかとしたら並行輸入の電話機にドコモSIMを挿して使用している人は、SMSの受信はできても送信ができないと困っている人がけっこういるんじゃないかな?僕もむかしはあきらめていました。しかしそれは違います。"GO SMS"などフリーのSMSアプリを使えばなにごともなかったかのように使えますからね。ご安心ください。いやむしろキャリアが提供するSMSアプリよりも便利だったりしますよ。おススメです。

●PhotoShopTouchはプリインストールされていない

前回10.1モデルにブリインされいると書きましたPSタッチは今回は入っていません。なのでペンタブレットのグラフィックマシンとして期待している人は、すこし考えた方がいいかもです。PSをタブレットで使える環境というのは得難いものがありますから。

Androidというのは不思議なところがあって、メーカーによって使用感が良かったり最悪だったり、と落差がある。カスタマイズに依存するぶんiOSよりもメーカー色が圧倒的に出る。でSamsungのNoteシリーズは、そこが秀逸なのです。10.1だと、どんな画面でもキャプチャーできる画面キャプチャーアイコンが、たとえばそれにあたるのだけど、今回8.0で感じたのは、同梱されているペンの機能がそこにあたる。WACOMデジタイザーペンについているボタンをかちゃかちゃと押すたびに、ペンの色や太さが事前登録した設定間でローテーションする、これがすごくよい。手描きノートは、SamsungIDを登録すると、他のSamsung端末と自動共有されるのも、複数台を使っているものにとってはなかなかよいんだが、そういう人は稀だろうから、あまり一般的なアドバンテージではないかな。

つづく

Galaxy Note10.1

最強のアイデアスケッチャーの絶賛コメントとともにの紹介その1

 

              iPadやアンドロイドtab、VAIO Duo,Surfaceなどいろいろなモバイル機が店頭を賑わせています。しかし、「どれをとっても本当に仕事をするためにはどれも中途半端なマシンだな」と思っている人も多いのではないでしょうか?

かくいう僕もそうです。ことiOSはどんどんと、「購買マシン」となってしまって、企画書を書くとかアイデアを形にするためにはいまひとつ。アップルの規制がつよくて、どのアプリをとってみてもどうも物足りない。

みなさんはあまりご存じないでしょうが、アップルの規制は最近のアンドロイドのアプリ進化の勢いと比較すると、その使い勝手に与えている影響は少なからずある。アップルが目指す洗練されたインターフェイスとのトレードオフとして、iOSユーザが諦めざるを得ない、そしてアンドロイドが辿りつつある第二段階の利便性の発展に気づくようになった昨今であります。WindowsRTに最近注目している理由もここらでありますが、この手の話は長くなるので割愛するとして、今回、僕がつよく推すのが、GalaxyTabNote10.1というモデルです。

このモデル、日本では正規販売されてません。DOCOMOが商品ラインアップに採択しなかったせいで日本未発売のモデル、ですが保証などをあきらめれば、アマゾンなどの通販で簡単に手に入れることができます。ぶっちゃけ、Samsung日本法人は、直接の故障対応には、つめたい。

ただ、これ、そんな逆境に逆らってでももっておくといいマシン。なにせゲームなどのプランナーには、最高に使い勝手がいいのであります。今回は、その驚くべき機能性について、ご紹介したいと思うのです。カタログベースの細かい性能比較話はまずはおいておくことにして、このマシンの特徴は大きく二つあげられます。一つは、まず、このTabletは、実は゛「電話機」であること、です。スピーカーフォンで画面をみながら相手と話すことができる。ですからむろんネットにもつがなってます。

 

【電話機でもあるタブレット

今となっては笑い話ですが、僕はiPad発表の噂が本格的になり始めたころ、このタブレット機には電話機能が搭載されているものだとてっきり思い込んでいたことがあります。

かつてナレッジナビゲーターという未来のコンピューター像をイメージしてつくった参考映像がありました。これに影響されて、音声エージェント(のちにいう「シーマン」です)を作り始めた経緯があります。僕は、コンピューターで電話ができたらいいな、といつも思ってきた。なので、iPadがてっきりその来臨かと思い込んでしまったわけ。GalazyNoteTab10.1は、それをやってくれました。何かの作業をしているところに電話もかかってくるわけです。

 

【ペンマシン】それからもうひとつは、「ペン入力」。専用のペンが付属していて、このペンを中心に、プリインストールされた気の利いたアプリが動作する。

ここご留意いただきたいのてはiOSや他のタブレット向けにもペンが発売されていますが、GalaxyTabはWACOMがつくっているのとおなじ電磁誘導式。iOS用に採用されている静電式とは、その繊細さがちがう。ま、とはいっても所詮紙に描くのとは違って、液晶にスタイラスペンをすべらしても紙特有の摩擦がありません。いくらグラフィックが大切といっても紙の代用品というほどはいえません。かくいう僕もお気に入りの万年筆とA3の紙で描く画面仕様書の繊細さを模倣しているとは言えません。

しかしデジタルデータというのは、紙にはない利便性があって、それをどれだけ駆使できるか、によってその価値は変わる。つまりアプリの自由度でその利便性の評価は大きく変わる。Samsungがインストールしてくるソフトウェアはそのあたりが徹底されていてなかなかよいのであります。

ま、そこについてはソフトのパートで詳述します。

このGalazyTabには、そんなこんなでかつては20-30万円かかっていたハードウェアとソフトウェアの機能(WacomのタッチディスプレイとアドビPhotoShopなどを含んだ意味です)が何食わぬ顔で統合されているのです。(このモデルには画面タッチ式のPhotoShopがプインストールされていることも言及しておきます)

 

日本で発売されているGalaxyTabとどう違うのか、ですが、細かい性能比較は割愛するとして、ペンであることです。この「電磁誘導のWACOMペン」に対応しているタブレットであることが、僕をひきつけてやまないのであります。つづく

さよなら江副さん。僕のリクルート時代の思い出その1

今朝、メールで妻から江副さんの訃報を知った。

天気のいい三連休の初日の朝を迎えるリクルート出身者にとっては、この上なくセンチメンタルなニュースだったに違いない。事実僕ですら、さして更新することのないブログ画面を朝っぱらこら開く気になったほどだから、

大学を卒業した僕がなぜリクルートという会社を選択したのかは、いまでもよくわからない。就職するのがいやで、自分でイベント会社でも興そうかと就職を猶予した大学五年生の時に、企画していた日比谷野音コンサートがこけて赤字を負った。建築学科に籍を置いていたけどゼネコンに行く気はさらさらない。もともと映画監督になりたいと思い続けていた僕は、メディアやイベントにかかわりたいという気持ちが強くあった。だから留年した挙句に僕が、赤字返済のためにいたしかたなく就職を決めたのが、当時なにかと人騒がせな、このリクルートという謎の会社だった。

話しは前後するけど、まだ大学五年の時に、イベントに失敗したあと、僕は再度、日比谷野音の申し込みをした。なんとしてでも集客の高い日程をとって翌年には起死回生の黒字イベントにしたかった。しかし  天下の日比谷野音、人気の高い日は申し込みも抽選である。ラッキーにもそのくじ引きを引き当て、僕は年間を通じて最高といよれる秋分の日の日比谷野音を予約することができのだけど、軟弱なことに、再度留年するのも、卒業したところで就職せずにそんなイベント屋をやることも、親が涙目となって反対するもんだから、その半年後にはこのリクルートのサラリーマンになたというわけ。

さてひとたびこの会社に就職すると、800人も同期入社がいた。新入社員なんていうのは、企業戦士というと聞こえはいいが、ようするに兵隊である。この野音で、片手間でイベントでもやろうと考えていたけれど、で疲れ果てて寝るのが精いっぱい、準備なんてできるわけもなかった。

その権利をいかすこともないまま、サラリーマンとしてこの9.23を過ごすのかと思いきや、その話を聞きつけた上長が、「カモメの日」というイベントをやろうと社内協力者を集い、社内広報のセクションによって予算がとられて、イベントにむけての合宿の招致がきた。

たがが一企業のにわかづくりの社内イベントに、全社の有名人が部門横断で呼び寄せられ、事務局ができいつしか一大規模のイベントとして社内ポスターがあちこちに貼られていた。僕は「俺の場所なんだから、せめて少しは僕にも関わらせてくれ」と上司に苦言を呈し、自分の呼びたいアーチストをよんでいいという了解をもらった。そそくさと爆風スランプの事務所に電話し、当日、ライブをしていだく了解をとった。

江副さんがどこまでこういうイベントを支持していたかはわからない。ただ当日のステージの上でMCをする上司の袖に「会場のそうじのおじさん」の変装をさせられて、江副さんは社員の支持どおり、ステージの上をほうきで掃いていた。そうして中盤に社員をおどろかせるサプライズ企画の出番をまっていた。

爆風スランプサンプラザ中野さんは、登壇するやいなや家族連れ社員にあふれる観客席にむかって「労働者諸君!」と叫び、当時のシングルカット曲であね「まっくろけのけ」を歌いだした。

 

なにからなにまで、ありえない企業だった。どちらかというと地味なキャラの江副さんが社長をつとめるリクルートというのはどうして社員がこんなに元気なんだろう、と思うことがある。そのこたえは自分で中小企業の社長を20年ゃってみて、すこしだけ理由がわかった気がするのだが、それはこないだ出したこの本に書いておいた

 

さて、この企画をいいだした上司は、テレビやメディアでよく見かける、いまとなっては文化人になってしまわれた。この氏の著書で「斎藤は、自分の彼女にプロポーズすめたに、バースデープレゼントとして会社の予算をつかってとんでもないイベントを企てた」と書いていたけれど、これはまるで事実ではない。この上司は、独裁制のように見えるリクルートがそれだけ自主性が高く、権限移譲の高い企業だったということをこの言葉で表現したかったのであって、たしかにそれはまちがえない。このイベントをおそろしい推進力で実現してしまったのはまぎれもなくリクルートという会社を作り上げてきた先輩方で、ぼくはその日がバースデーである彼女と(この人はいまの僕の妻である)観客席でこのイベントに参加したにすぎない。

当時、はじまったばかりの光ファイバー回線事業やスーパーコンピューター事業は社内では「金食い虫のI&N事業」とよばれていたが、この新事業のテーマソングというのが、なぜかCD化されて社内で配布されていてこの日もイベントのエンディングで合唱となっていた、23歳の僕にとってこの曲はどう聞いてもかっこいいとは思えなかった。ただただ社内バンドが会社のお金でCDを出したかっただけとしか見えなかった。

 

つづく

 

 

 

「日本の領土/世界の領土」というアプリをつくっていて思ったこと。日本人ガラであること。

明治維新。かずかずのヒーローが生まれて、多くの小説やドラマになった時代。

この時代に対して、僕らは鎖国の時代を経て日本は近代国家への道を歩み始めた、という歴史観をごくふつうに持っているけれど、この歴史観が、実は世界の人のそれとかなりずれているということに最近とみに気づくんだな。

とくにこの5-6年、自分の海外の知人たちがそれなりの地位につくようになってわかるようになった。 学校教育は、「近代国家とはなんだろうか?」ということを考えさせることなく、ただやみくもにそれが起きたのが当然であるかのような教え方をする。

かくいう僕も民主主義とか議会制とか選挙制度とかを学ばされ、それによって国の在り方が進化した、と理解して高校を卒業した。 そもそも、人間が歴史つまり過去を学ぶ理由はなんだろうか? それは先人の経験の習得にある。 習得した経験とすは、そこにもし(if)があるから意味を持つ。もしがないならば、東海道線の駅名をすべて暗記していることにあまり意味がないのと同様、ただ人間の脳を辞書として使う程度の意味しかない。

+++++++++++++++++

明治維新の「維新」という言葉は、実は外国語では「革命」となっている。革命軍による政府の転覆である。幕府政治が近代化へバージョンアップした程度に考えていない日本人に「革命」という言葉はいささかの違和感があるが、よく考えてみればそれがカストロゲバラらによるキューバ革命と何が違うんだ?という疑問に対しての回答が見当たらない。 アメリカの独立記念日キューバ革命記念日を例に挙げるまでもなく、革命によってつくられた国は誇らしげに「革命」を国の記念日に指定する。しかし日本にはどういうわけかそれがない。日本の歴史を「みる」かぎり、日本の年表上には「革命」は存在しないのだ。

日本の歴史上の大事件には「改新」や「維新」という言葉はあっても、「革命」という言葉は一度たりとも使われたことがない。不思議だ。そこには何か意図的なものを感じてしまうわけさ。 この、ことばのちがいによるちょっしとたニュアンスの違い、これは誰が仕組んだことなのかわからないが、これこそが日本の見え方を大きく捻じ曲げているように最近とみに思えはじめたのである。

敗戦についても同様であって、諸外国は日本の敗戦を「外国による、国家制度の全刷新と属国化」、と捉えている節がある。つまり「革命」と似た、非連続的な新国家の創成である。が、日本人は、そうではなく、これまでの状態への「復興」のプロセスとみている。 これはあたかも、自分の所属する会社がどこかの「子会社」になったことを社員にはっきりと言おうとしない経営陣と、まるでわかっていない社員の集団に似ていて、親会社の担当役員と子会社の社員の話がずれてて当然である。

一部のアメリカ人たちは、「日本は本来は英語圏のはずなのに、なぜ英語を使わないのか?」と疑問を口にする。そこには「アメリカの属国のはずなのに」というニュアンスが多分に含まれている。敗戦した国の国民に対して、戦勝国が義務教育に「英語」をとりいれさせてまで、属国化政策をしたにもかかわらずに、といわれると、「あ、そっちの感じで見ているわけ?」とすこし残念に気持ちになるが、よく考えれば敗戦国だからね、当然のことなんだよね。

++++++++++++

そもそも国連と訳されている言葉は、第二次大戦の「連合国」と同じUnited Nationsであることをご存じですか? 要するに国連とは、第二次大戦の戦勝国であるアメリカとイギリスとフランス、そしてソ連と中国、の国益をまもるためにつくられた組織なわけだね。本音として彼らの心にあるのは世界の平和という名の、戦勝国の権益確保のための施策にすぎないという見方も強いわけです。もうすこしわかりやすくいうと、ニューフロンティアのために国連はあるのではなく、理事国の利益のためにあるといあうのが彼らの意識なのです。

なもんだから、ある意味、国連がUnitedNationsという名である限り、第二次大戦はおわっていないのかもしれない。 そしてそれをしっかりと義務教育において教えぬまま「子会社化していることすら知らない社員」に仕立てあげられてしまった日本人が、ガラであるのは、ある力によってつくられた「必然」なのかもしれない。

Windows8パソコンの使い勝手をどう評価するか?その考察2

WindowsRTマシンを試用して三週間ほどが経過しました。

そろそろ、前回書いたWindows8(正確には、これはRTですが)の後半を書かねばと思いつつ、年を越してしまいました。今回は、その後半です。

NECのキーボード付きRTマシンを使っての印象を以下の5点についてまとめてみました。

1.バッテリー寿命はけっこう長い

2.対応しているアプリが乏しい

3.インターフェィス使用感は思ったよりいい。

4.新OSとしての存在意義について

5.今後のモバイル機器への影響について

 

**************

1.バッテリー寿命はけっこう長い

WindowsRTってのは見た目はPCですが、設計コンセプトはPCではなくタブレットマシンです。その思想に見合ってバッテリーの寿命は期待よりはるかに長かった。この理由は専門家に聞いていただくのが一番いいと思うのですが、ARMチツプのせいか、あるいはOSがCPUを稼働させるポーリング(と今はいうのかね?)のせいか、要はメーカーのハード特性いうよりもOSによるものと思われます。

バッテリー寿命が長いモバイル機器がとても好きです。なぜかというと本格的に外で使う気になる。そのための安心感がある機器が出始めたのは最近になってからです。最近のMacBooKAirもずいぶんと持ちがよくなったので、ファミレスやカフェといった出先で原稿を書こう気になる。バッテリーが脆弱だと、その気にすらならない。で、このNECLavieは電源にささなくても3-4日間は(待機状態で)動いていてくれる。フル使用でどれくらい持つのかのテストは、時間がなくてまだしてませんけどね。

+++++

2.対応しているアプリが乏しい

なにはともあれ、少ない。あるものを探す方が大変なのがWindowsRT対応のアプリです。ただね、個人的には、これは古いと思われるかもしれないが、「何でもかんでも山ほどある」のがiOSだとすれば、この市場はすこし過剰供給というか、なにをどうすりゃいいの?みたいになっちゃっているからね、W-RTのアプリはすこし育ってほしいくらいなのです。悪口をいうのはカンタンですけれど・・。 

さて、Surfaceとよばれるマイクロソフトのあたらしいインターフェイスは、(携帯サイズはしりませんが)タブレットサイズでの画面で使い勝手はわるくない。むしろ「よい」といえるくらい好きかも。

ただ、古き王国を築いた会社のすべての例にもれず、マイクロソフトは新時代のためのモバイル環境にもWindowsデスクトップをひきずっている。そしてそれが最悪なのです。(RTではなく)本当のWindows8はもっとそうですけれど、指でタッチすることに最適化されたSurfaceインターフェイスと並行して、その裏側に、それはちょうど人間のダークサイドかのように「いにしえのデスクトップ画面」がある。そしてこのタブレット専用OSのWindowsRTでは最悪なことに、プリインストールされたOffie2013が起動するときだけ、この古めかしい画面が登場するのです。

PCとiOSやアンドロイドの最大の違いは、マルチウィンドウの有無です。アプリを立ち上げたら背景のデスクトップが見えたり、他のアプリのウィンドウが見え隠れしなくなるのが昨今のモバイル環境の特徴です。これはPC的にいえばマルチタスクOSのない時代のPCに退化したようなものですけれど、それが使いやすさの源泉です。指はマウスのように細かいウィンドウの端をとらえられないからね、このほうがいい。

だからタッチスクリーンの新マシンに、このWindowsの亡霊がいきなり出現すると、かなりげんなりくる。それでもってこのOffice2013の安定性がかなり低いときてるから、いいことなし。しかも他のアプリとちがってOfficeアプリだけは、いにしえのPC文化の「保存」をいちいちしないとならない。


だから他のモバイルでは消失していた「ストレージのどこになにを保存するか」というフォルダーとかディレクトリーという構造思い出さないとならない。これも面倒なのですよ。IMG_1082

▲久々にみる、「どこに保存しますか?」系インターフェイス

 

前も言いましたが、iOSAndroidと同様、RTOS対応アプリはクラウドの専用ショップからのダウンロードのみです。ここにないアプリは、ほかのどこを探してもないことになる。僕が探した限りではevernoteはあってもDropBoxはない。Twitterアプリもない。これからといったところですが、アプリ開発者の人には、まだまだ敵の少ないブルーオーシャンといえるかもしれませんね。

3.(Surfaceの)インターフェィス使用感は思ったよりいい。

RTではアプリもブックマークしたいリンク先も、どちらもが等価に、デスクトップに「ピン留め」という形で保管されます。データこれは個人差が多いかもしれませんが僕はこれがかなりいいと思う。というのも、ベッドサイドにおいて、ときおりのその日のニュースをみたいというときにこのサイズの配置がなかなか使い勝手がいいのであります。

IMG_1083

▲ 情報のチャネルという感覚がなかなかよい。

4.新OSとしての存在意義について

Windows8とRTのどちらに期待するかと聞かれたらもちろんRTと答えますが、それはローカルハードディスクを搭載した重たくて高価なパソコンに嫌気がさしているからですけれど、でもWindows8は普及してほしいと思っています。理由はね、すべてのPCがタッチ式でカメラとマイクが搭載されているとなったら、もっとおもしろいことがたくさんできるから。PCゲーム一つとってもそれは顕著です。遠隔地の人と、ホワイトボード共有して、会話しながらドキュメントに赤入れ添削できるだけで、かなりありがたい。

そしてなんといっても、これでMACの次世代がタッチパネル方式になることがほぼ確定するからというのもある。マイクロソフトがPCをタッチ型にしてきたというのに、アップルの新型パソコンがこれまでどおりマウスとキーボードでいきます、とはいくらアップルでも口うるさい株主が許すはずがない。では、MACがタッチパネルインターフエイスになったら? そう考えるとまたあたらしいことがあちこちで勃発しはじめますよ。すくなくともwebは変わります。だって世界中のパソコンがタッチ式になったことになるわけですから・・。

5.今後のモバイル機への影響について

これが今回のブログの最大の結論ですけれど、現状のスマホ市場がiOSAndroidに二分されている現状をそのまま同業の皆さんは大前提として受け入れているようですが、今回のMSから投じられた小さな(?)一石は、ネットの表現をゆっくりとしかし大きくかえてゆくと思う。いいかえるとスマホアプリが、これまで取り残されてきた感のあるPCアプリと同時進行的に進化してゆく時代になります。これはまちがえなく大きい。

ぼくはGalaxyTab10.1という、ドコモからは発売されることのなかったSamsungタブレット兼電話を輸入して使っています。タブレットなのに電話ができるという不思議なマシンです。しかもペンが付属しているタッチ式。

で、今回の10.1にはなんとタッチ専用のPhotoshopがプリインストールされていて、この使い勝手がすごいのです。マウスとコマンドキーになれすぎた多くのPSオペレーターの皆さんには使いにくいといわれるでしょうけれど、画面に直接さわる形での画像編集の使い心地は、いちど体験すると戻る気がしないくらい。(上級者向け機能をフルに使うのであれば話は別だろうけどね)

ま、これはたとえ話でしたが、タッチとマイクとカメラが前提となると今あるwebは完全に変わってくる。ある意味「アプリ化」してくる。マウスを前提に20年、入力面で劇的な進化がなかったwebの定型化された文法が一気にリニュアル化されることになる。webに対して「話しかけ」るようになったり「描き込」む時代になるわけ。俗っぽくいうと"ゲーム化"してくる。マウスやキーボードを作っていたメーカーもつぶれてくる・・・。

話はながくなったけど、こんなようなことがこれからの4年間で起きることだと思いました。

10月に出した前著で、「FaceBookとアップルとGoogleは新時代の電話会社になるべく虎視眈々とネット上の交換機になることを狙っている」と大胆に書いたけど、先日のFBの発表で思ったより早くもそれが現実になってきたみたいだし、もっといろいろなことが早いペースで起きている気もします。

********

話はかわるけど今日は大雪でした。

むすめも成人式を迎えてます。

今年がいい年になりますように、と今更ながら祈りつつ、おやすみなさい。

 

自民党政権再来で日本人はいつもいったりきたり。

今日は衆議院総選挙の日でした。(もう日があけて「昨日」といったほうが正確ですが・・)
僕は性格があまのじゃくなので、今回の自民党の圧勝よりも、過去のこと、具体的には前回の政権交代のこと、それを僕らが当時どう見ていたか、なんてことを、ニュースを見ながら考えてしまっている。要するに自己反省しながらこのプログを書いている。

**********

ここ数年、テレビ画面を写真にとることがちょっとした趣味になっている僕がいてるのですが、下の写真はまさにそういう時に撮った写真です。(たぶん)九州の空港ロビーで待ち時間にこの写真を撮ったのはね、騒いでもり立てるマスコミの移り気を、そしてそれを真に受けている自分のいい加減さをなんとなく感じたからて、それを記録しておきたいと思ったから。

この画面を見ていた時の僕は、初の黒人大統領「オバマ」の政権と、そして政権交代を果たした日本の民主党ハトヤマに、「新時代到来だ」と浮かれていたからであります。

Obama

この二人の蜜月からわずか三年少々しか経ってません。このころは新時代の気配感に「55年体制の脱却」とか「日本もついに二大政党の時代」などと浮かれていた自分がいました。いや、いま思うと踊らされていた。

L1010850

そう考え直すと、今回も選挙前からの「自民優勢」という全日本的な印象があった。これは誰が作ったんでしょうかね? メロスと同じで僕には政治がわかりません。どこの党の政策がいいだ、わるいだ、あるいはこうだ、などはまるでわからない。とくに今回の選挙はね。なのに、いつのまにか「自民優勢」ということだけは感じてきた。テレビを見るたびに、あきらかに「今回の選挙は自民党が勝ちそうですよ」というオーラを感じてた。どこの政党がどういう政策だ、などとわからないのになんでそう思うんだろ?と疑問を感じての今日の結果というわけです。

さてさてそんないまの僕を、さらに今から三年後に振り返ったら、どんな風に思うでしょうかね?

 

今回の、「自民党が勝ちそうですよ。」という全日本的な気配感は誰が作ったかというと、いうまでもなくマスコミです。そのひとつひとつの、テロップ、コメント、ニュースの扱い、スタジオゲストの選択、すべてがニュートラルをたもっているように見えていて、それでいてしっかりとマスコミがこの気配感を醸し出している気がするのは僕だけでしょうか?・・・・。

++++++++++++

 

ちょっと話が飛躍するけれど、「CIAに潰された政治家たち」という本を最近読んだ。GHQの時代から「正力松太郎原子力」を経て今に至るまで、CIAというのは影響力をいまだに持ち続けていることはよく聞く話ですけれど、そしてまたこのCIAという組織が敵国の政権転覆の工作をするといったエピソードは映画ではよく見かけるけれど、現代の対日政策においてもまるで同じ活動をしているのだよ、という事が書かれた本。たとえば今回の選挙でいうと、脱原発などアメリカに不都合な意見を推進する大物政治家は、何年も前のスキャンダルがなぜかマスコミに突然リーク浮上して消えてゆくのは、CIAの工作なのかななんてことを考えてしまいますよ。アメリカは政治家の秘密を握ることで未だに日本を支配しているんだなぁとねww

 

僕はいま、インテリジェンス(諜報活動)というものにすごく興味をもっていて、いくつもの世界地図アプリをプロデュースしています。

このアプリはそろそろ発表なので近々にここでご紹介することになるだろうけれど、それはおいておいて、いまの日本人の視点というのはGHQにつくられているものなんだろうなぁ、そろそろそれに気づかないとなぁ、と思うようになってます。