大学に進学した春、なぜだか学科が合同で主催する歓迎会がであった。
新入生と教授・助教授が参加するそのパーティーは大学施設内で開催され、軽食とビールが振る舞われた。
18歳ともなれば酒の味くらいとうに知っていたが、学校から堂々と振る舞われるのは初めてだ。
「もう諸君は子供ではないぞ」といわれているような気になってちょっと気恥ずかしい。むろん、よく考えればほとんどの参加学生は未成年だから「天下に名の通った大学が、未成年学生にビールを出していいのか?」という疑問も無いではなかったけれどそれはそれで、という感じだった。
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カリフォルニア州のバークレー市は大きな州立大学の街として知られる学生街である。
この大学の正門前にあるDホテルは、大学関係者が泊まるホテルとして知られている。
ある日、ここに滞在していたら1階にあるカフェが閉まっている。
しかも連日ずっと。
朝食がとれないので「どうしたんですか?」と聞いたら、「未成年にビールを振る舞ってしまい、当面営業停止となった」とのこと。
アメフトが有名な大学だから、リーグ優勝戦かなんかで盛り上がったのだろうか、いずれにしても、「そこまでしなくても」と思うくらいの全面的な閉店だった。
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日本の18歳から20歳までのグレーゾーン。
このあたりは酒もたばこも赤線も、日本は「なんとなく」許される年齢だった。
18歳で居酒屋にで飲んでても「高校卒業してんだったら、ま、いっか」みたいな不文律があって、当時飲み歩いていた僕も、このあたりについてはなぜだがオトガメなしだった。
おまわりさん的には「結婚はOKですが不純異性交遊は許しません、お酒は、ま、状況しだいで」みたいな、増改築を繰り返したような複雑な基準があって、最近ますますこのグレー度は混迷をきわめちゃってます。
さて、こういう日本人の僕らは何歳から大人なんでしょうかね?
もうとうに過ぎてしまった大人としてはどうでもいいことなのですが、実は子供達にとってはとてもとても重要なことだ。
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さてうちの娘は16歳だ。
いまは高校中退を検討していてその先にアメリカ留学という目標が彼女にはある。
ちなみにアメリカでは16歳で運転免許がとれる。
このアメリカで取得した国際免許は日本で有効なわけだが、このままいくと、それを携えて帰国した娘は、日本で運転できるのだろうか?なんて疑問がわいてくる。16歳で車を運転されちゃかなわん、という気持ちと、「でもアメリカの運転免許は日本でも有効なはずだ」なんていう増改築な疑問。
ねじれ構造なこの国の法律がどこまで有効なのか、父親としてはどうもよくわからんのである。






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