斉藤由多加 (Yoot Saito)
さいとうゆたか
 

東京生まれ。ゲームクリエーター/株式会社ビバリウム。ゲーム作品の代表作は「シーマン~禁断のペット」「大玉」「ザ・タワー」など。ゲーム作品の受賞歴としては、文化庁メディア芸術祭で特別賞、米国ソフトウェア出版協会でCodies賞、Game Developers' Awardsなど。 TheTowerDS が08年6月26日に発売予定 
 使用カメラ/ライカM8 愛用レンズNoktilux 50mm F1.2など

株式会社ビバリウムのサイトはすこしリニュアルしてwww.vivarium.jpに移動しました。
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常識的問題

歴史の教科書から削除するべき、しないべき、という解釈で大きくもめている案件がある。

教科書にのせるということは、いずれ日本社会に出てくる人材の常識と社会通念を決定するという大きな意味があるのだろう。
学校教育(とくに義務教育)の議論というのは、そういう意味をもっている。

でも、じゃ教科書に載せたところで、どこまで若者たちは常識的な知識として身につけて大人になっていくのだろう?
義務教育課程に含まれているレベルの知識だから、当然備えているものだ、と思っていると、とんでもないことになる現場が多い。

そんなことがあまりに多いせいで、今日のニュースを聞き、そして考え込んでしまった次第である。

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かつて社内のクリスマスカードをつくった。
いつも付き合いのある外部のデザイナーにスタッフがデザインを発注し、そして印刷され社内に積み上げられたクリスマスカード。そこには、「MARRY CHRISTMAS」と大きくかかれていた。

「おい、これじゃ、"結婚"クリスマスだよ」と思わず叫んだ。あわてて印刷し直しとなった。
クリスマス直前に会社に届いた第二版は、「MERRY CHRISTMAS」と綴りは直っていたが、略地図にて目印となるWendy's(ウェンディーズ)というハンバーガーショップがWednesday(ウェンズデー=水曜日)となっていた。さすがに時間がないので、そのまま出した。

その一年前、おなじスタッフたちの手によるクリスマスカードが納品されたのは、クリスマス当日だった。
「あれだけ事前に確認したのに、どうしてクリスマス当日にクリスマスカードの印刷が納品になるんだ? 相手に届くのはクリスマス後じゃないか」
そういったら
「"メリークリスマス&ハッピーニューイヤー"とあるから、正月までに送れればいいものかと思って」とスタッフはいう。

「私は英語は専門じゃないので、責任を問われても困る」
チェックも含めてそれが関係者たちの言い分である。

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日本人は、義務教育で3年、高等教育まで含めると6年、大学卒では8年の英語教育を受けていることになっている。(僕の中学生時代には週に4時間の英語の授業があった。)
国外から見た一般的な理解は、「そこまで義務教育が施されている日本人は英語が使えるはず」という国である。そう、ハワイやグアムやシンガポールがそうであるように。

それを前提としていいならば、この例のようにごく一般的な英語の読み書きは日本人社会人の常識としての技能として問うてもいいこと、となる。Merry Christmasというつづりが出来ないことは、あるいはそれを辞書で確認する技能がないということは、義務教育で学んだ能力を備えていないということになる。

しかし本当にそう捉えていいものなのだろうか?
だとしたら現実における日本人は前提技能が破綻していることになる。

かつてTowerのローカライズをしていたときに、とあるプログラマーはホテルのスイートルームをSweet Room(甘い部屋)とかたくなに信じてタイプしていた。そういうミスが発生する、つまり複数名がチェックしたにもかかわらず指摘されない組織は「特殊」となってしまうわけだ。

教科書に載せる載せない、と真剣に議論している人々のエネルギーは、学校教育のレベルとか、学生の意識の前で、虚しく風化してしまう気がする。

大きな、重要な、仕事をする上で、僕たちはどこまでのことを基本的に備えているべき常識としてスタッフに期待していいのだろうか?そんなことを考えてしまうのである。

Nair

△おそらくNailとしたかったのだろう(麻布十番のエステショップの看板)(7月2日追加掲載)

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ライカM8のUVフィルターの効力

日本では、昨年内購入の登録ユーザーに限り、UVフィルターを2枚、無料で送付する、というLIECA社のサービスアナウンスについて以前ここで紹介したが、僕のところには見当違いのフィルターが一枚来たきり。ドイツのサポート電話には、いつ電話しても留守電で誰も出やしない。

そんでもって、このUVフィルターがあるのとないのとではどれだけ違うのか、ということについては、よくわからないままで今日に至っていた。

ちなみにサイズ違いで届いたそのフィルターにはこう注意書きが書い封入してある。
「このUV/IRフィルターは、デジタル式ライカM8とそれぞれのレンズで使用するための専用フィルターです。その特にIR領域で優れた阻止効果により、ライカM8では、たとえば黒い人工樹脂繊維などの難しい被写体でもニュートラルなカラーが再現できます。このフィルターをライカM8で使用するためには、6ビットコード化されたライカレンズが必要です。(以下略)」

つまり、ライカM8は、6ビットコード対応レンズ、とこのM8専用フィルターがないと、黒い合繊はニュートラルに色が出ない、ということが遠まわしに書いてある。

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今日、日曜日、S君とマップカメラにいったら、Kさんという親切なスタッフの方があれこれと実験をさせてくれた。そうこうしてしばらくしていると、「斉藤さん、ちょうどいま届きましたよ!!」と入荷したばかりの28mm用のフィルターを私物に装着してテストさせてもらえた。それが下の写真である。

↓こちらがフィルターなしの黒のナイロン(Leica M8 +Elmarit 28mm F2.8  WB自動 JPEG 露出優先 見やすいようにトリミングしました) ジャケットが紫色である。

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↓こちらがUV/IRフィルター装着後のどう条件での黒ナイロン ジャケットが本来の黒に近い。

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「ずいぶんとちがいますね」
思わずそういうと「いまUVフィルターは、成果購入者に製造がまわってしまい、市場では品不足」とのこと。
なので即購入したのである。

ま、RAWやモノクロで撮る方には関係ないことなのでしょうが、ずいぶんと色味がややこしことになっているぞ!!

ライカさん、デジタル対応大変なんでしょうが、しっかりと送ってください!!

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LPが発掘された

金曜日の夜である。

窓から入ってくる風がすごく気持ちがいいのである。

ずっと行方不明になっていたLPコレクションが我が家のダンボールからどっさりと発掘された、というニュースはまたたく間に我が家を駆け巡った。

引っ越すたびに「どこいったぁー」とつぶやいていた僕であるが、これでやっと30年前に渋谷東急東横店ではじめてかったビートルズのHELPやラバーソウル)が、生音で聞けることになる。

「歴史的ともいうべきXXによるXXX年のXXXが、VVV博物館から発見されました」
なんてニュースを聞くたびに、「なんで博物館でいままでみつからなかったんだ!?」と思ってたけど、こういうことですね。

よし、さっそく、30年ぶりにLPを賞味してみようではないか
・・・あ、いかん、うちにはてんとう虫のターンテーブルしかない。

そうだ、明日は、秋葉原に行こう。
そして、これも30年前に、涙目で親を口説いて我が家の応接に買ってもらったテクニクスのステレオコンポ(ターンテーブルとアンプと、チューナーと、カセットデッキとスピーカーのセット・・・いまではこう説明しないと、いやしても、わからない世代が多い) を買いに行こう!!

いや、まてよ、チューナーとカセットはいらないか・・・。
いらない、いらない。
カセットなんか録音しないもん。
だいたい、今月のRolling Stone誌には、むかしのナショナルやサンヨーの、かなりカッコいいラジカセが、まんま、販売されているという記事があったからな・・。あれを買って会社の席におくって昨日決めたんだった・・。

となると、ターンテーブルと、アンプと、スピーカーだけか。
ん? それだったら、やっぱ、一体化したやつでいいんじゃないのか?
だってLP専用なんだから・・
たかが昔のLP聞くために場所を食いすぎる。

あ、LPという言葉がそもそも、死語だ。
ビニール盤、というんだった。

発掘されたっていっても、御宝で残していたのはたかが5-60枚のものだ。
しかも、その中には、たった3日で発禁回収になった、全盛期のタモリの「タモリンピックどうのこうの」という、レアだがどうでもいいLPも含まれている数字だ。ちなみにこれは、独身時代に、当時の彼女(いま、まだこの人との交際は続いている・・・というか一緒に住んでいる)からもらったモノだが、一度聞けば充分という内容のものだ・・・。

あー、どうしたらいいんだ。
結局、ステレオなどが届いても、二・三度聞いたら、飽きて聞かなくなっちまうんだろうな・・・。

やっばてんとう虫で、いいか・・。

アナログ、って、聞こえはいいけどいざ投資とになると、人はなんとなく退(ひ)いちゃうんだね。

未来のあるものってつよいね。
古いものも、どこからに未来が、ないとね 

(これ↑ が前々回のライカの話につづくわけか・・なるほど)

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デジトイズのホームページができました

あたらしい会社ができた。
社名はデジトイズ。

ロゴは、以下のとおり。

どんな会社かって?

それは、

www.digitoys.jp

をご覧ください。

Digitoys_logo_630_3941

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ライカM8は買いか? その2

このBLOGを「ライカM8」というキーワードで検索して訪れる人が実に多い。

そんなもんだから、購入半年を記念して、ライカM8は買いか、についてふたたび考えてみたいと思う。あくまで"デジカメ"との対照におけるM8の存在を。

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かつて、デジカメを持つ理由は「簡便だから」と「小型だから」であった。そこに「安い」という理由はなかった。デジカメの価格は銀塩機の価格帯よりも安いというものではかならずしもない。
やはりデジカメは、手軽であること、そしてその場で撮影内容を見ることができることが何よりのアドバンテージだった。

現像しなくていい、フィルム代を気にしなくていい、小さいので"持ち歩ける"・・・かつてはカメラの代用品と思われて普及したデジカメは、最近になって別の頭角をあらわし始める。

道具というのは、携帯電話がそうであったように、普及すると質的変化がおきる。そのせいで写真はまちがえなく変化した。つまり、ネットで送信・公開可能な、もっとも簡便な表現方法となったのである。

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こういった中でライカM8は、これまでのいわゆる"デジカメ" の代用品、ではまったく、ない。飲み屋でスナップを撮ったり、会議室のホワイトボードを複製したり、レジャー場で家族を撮るにはきわめて不向きなのである。
片手で撮影できない大きさと操作系、携帯に不向きな重さ、(メディアやバッテリーなどの)オペレーションデザイン、(ズームや自動焦点、マクロ撮影、フラッシュなどの)自動化ユーティリティーの欠如・・・、M8はすべて、これまで"デジカメ"が目指してきた価値を否定してする。

M8とは、では、何なのか?
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「写真文化」が築きあげてきた遠大な歴史を、21世紀の人間が追体験するためのデジタルプラットフォーム、それがM8である。
その歴史とは具体的に何か?というと、本体ではなく、レンズ、である。

レンズというのは、ガラスの成分と屈折率、球面の曲線と収差、レンズの組み合わせによる色味、など、実に多用な要素が絡み合って出来ている。古いモデルは個体差も大きい。デジタルがこれらを忠実にシミュレートすることは出来ていない。

そんな時代においてライカM8の意味はなにか?それは消滅しつつある古き「ライカ対応レンズ」のリサイクル利用にある。Mマウント/Lマウント対応レンズ群という文化が背景に存在していなかったら、M8は無用の長物にすぎない、なにせ本体には肝心のレンズが付属していないのだから・・・。

デジタルが森羅万象を数値化して処理する理論世界であるのにたいしてアナログとは、数値化できないもの、つまり論理的に定義不可能な、現実優先主義である。目の前にある物質をどうデジタイズするか、その光学部分は、以前としてアナログ世界の独壇場なのだ。

単なるデジタル機器として捉えたならばCCD、マイクロチップ、電子系統、ファームウェアとよばれる組み込み型ソフトウェア、どれにおいてもライカM8は、(そしてライカ社の電子機器メーカーとしての対応には)、改善の余地が多分にある、それがM8である。

だがM8という親の七光りで発売されたカメラには、デジタル業界ではまだ歯が立たない「歴史」という後ろ盾がある。数多くの職人たちが試行錯誤してきた時代時代の「いろ」と「画質」。これらをいまPCを目の前に生活しているわれわれデジタル世代が追体験することそのものがM8を使う最大のアドバンテージである。

たしかに僕にとってライカを使ってきたこの半年間は、耳では聞いたことがある過去の偉大なる遺産群に触れる機会だった気がするのである。その過程はここのBLOGを時系列に読めばよくわかるはずである。

だからM8の購入を検討している人は、次の3つのサーベイをしていただきたい。

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1.本体の購入はあくまでスタートであり、レンズの探求に金と時間をかける覚悟がある。

2.家族や知人のスナップ写真をこれまでのように手軽に撮るつもりはない。

3.このレトロなデザインの道具は、つまるところ高価なアクセサリーでいい。

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この3つのうち、一つもYESがないのであれば、M8は検討しないほうがいい。ただただ、使いにくさと後悔だけが残るのである。


だがもしひとつでもYESがあれば、検討に値する、かもしれない。

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2台目のライカM8

別にわざわざBLOGで報告するまでもないことなのだけれど、4月20日からM8が二台になった。

初回ロットのファームウェアか、CCDだかがおかしい、と勝手に思い込み、あたらしいロットをさわってみようという出来心からである。さわったらすぐに転売するつもりだった(在庫不足から値落ちはさしてしないので)。

だが、北京に二台とももっていったせいで、ちょっと傷がついてしまい、そしてなんといっても愛着が沸いてしまい、手放さぬまま現在に至っている。

いや、自分に嘘をついているかもしれぬ。もともと転売する気なんてなかったのかもしれない。自分でもよくわからない。

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あ、あと、ついでに告白すると・・・レンズもずいぶと増えた。

Summicron 35mm f2 ASPH

Summilux 35mm f1.4

Noctilux 50mm f1

Elmarit 28m f2.8 (6bit) ASPH

Elmarit 24mm f2.8 ASPH

これが今年になってから買ったレンズである。中古でないものも2つもある。

ああ、これでは、ただのバカではないか。
罪滅ぼしのように、新会社の役員ポートレートを自ら撮っているものの・・。

ベテランカメラマンがよくこう口にする。
「若いカメラマンほど、機材に懲りたがる。どうしてあんなに機材を持ちたがるんだろう」と。
男はどうしてモノにこだわりたがるのだろう? 
武士の刀のように、なぜ一台のカメラだけで勝負できないのだろう?
もしかしたら、武士にも、刀をコレクションしていた人がいるんだろうか?

・・・・そんでもって、毎日写真をとるものだから、管理もバカみたいに大変になってきている。

まるで、バカである・・・。

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Noctilux 50mmのテストドライブ その3

使用開始3日目の被写体は、会食の場にてたまたま鉄板の上に乗せられる運命となった伊勢海老である。

鉄板焼の席で大きなカメラを取り出した僕が周囲から奇異の目で見られたことは言うまでもあるまい・・。

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美味しくいただいた伊勢海老であるが、こうして写真で追ってみると、われわれは実に残酷な生き物だと思う。

およげたいやきくん、の歌詞をすこし思い出した。

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Noctilux 50mm テストドライブその2

ライカM8と、昨日入手したばかりのライカ1978年製Noctilux f1の組み合わせで、三軒茶屋と自由が丘を撮ってみた。

例によって、購入希望をしている方のために写りを見せるためのもので、写真そのものについては、まったく一貫性がない。はずがしげもなく一気にドカーと掲載してしまう。これだけ作品を選ばずに載せておけば、すこしはレンズの特性がわかっていただけるのではないかしら。(露出はすべて開放で撮影 あとはすべて自動設定 M8のホワイトバランスがいま一つなこともよくわかると思う)

このレンズの真価にはポートレート写真がいいのだけれど、モデル(妻)の許可がおりないので今回は風景だけになるが、いずれ、「知人の顔」特集をやっていみたいと思う。

M8に搭載されている1/8000というシャッター速度は、おそらくこのNoctiluxを開放で、しかも日中に撮影するためだけにあるのではないか、という気がする。Noctiluxという名称は夜光から来ているのだが、昨今としては日光下のポケ味のためのレンズとしての意味づけが高いモデルだと思う。

見ていただければ判るとおり、独特のボケ味と、それがもたらす画像の湿度感、そして立体感は、2ヶ月前に購入したSummilux 35mm  f1.4の比ではない、という印象。比というか、まったく異質というべきか。

ピントは合わせにくい、という記述がどこかの記事であったけれど、とんでもない、これほどあわせやすいモノはないと感じた。(掲載写真のピントそのものがあってねぇぞ、とはいじめないでいただきたい)

コシナから発売された40mm f1.4 Noctone Classicが同じような質感をもっているけれど、今度撮り比べたいと思っている。

難点は、なんといってもでかいこと。(あと価格が高いこと 最近値上げされ、しかも生産中止の噂もある)
大きさは、これだけの開放値を実現したのだからいた仕方ないこととは言いつつ、ライカを首から提げているとレンズの重みで本体が腹を上に向けたままだ。ずっと手でもっていたら帰宅後に多少の筋肉痛になったことに気付く・・・。

ボケ味レンズに走るって素人臭いことなのか知らん・・。

でもこれは、はまるなぁ。

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Noctilux 50mmのテストドライブ

今日(注;土曜日)買ったNoctilux 50mm f1。1978年製。
その使い心地であるが、とにかく重くてでかい、ということを除けば、なかなかよいぞ。価格は350000円+taxもしたぞ・・・・。

以下、購入当日(土曜日)行く先々で適当に撮った写真。 掲載写真はサイズが小さいので、わかりにくいですが・・

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あたらしい会社ができました

今日6月1日から、できたての「デジトイズ株式会社」に新任取締役の砂塚クンが合流する。

ま、いまさらという年齢ではあるけれど、人生というステージにおいてこの日が氏にとって、僕らにとって大きな意味を持つことを祈願しつつ、恥ずかしげもなく「入社おめでとう」といわせてもらおう。

このデジトイズという会社は、ビバリウムと元気の合弁会社である。4月25日にできたばかりの会社である。開発マネージャーを主軸につくられた開発スタジオで、中心にあるのはLight Speed Developperというチーム名の開発部隊。Light Speed=高速 Dvelopper=開発者

そもそもはこのLight Speed Developperを社名としてのスタジオ設立の準備が進んでいたが、「社名の略称がLSDじゃまずいでしょ」ということで、チーム名となった。この名は四半期に一度会社から表彰されるプログラマーMVP賞の名前として残そうと思っている。そんな腕利きのスタッフを近々に第二次募集する予定である。この記事を読んだ人はあたまのどこかにこの会社の存在を留めておいて欲しい。

デジトイズという社名は、デジタルの玩具、という意味である。僕は、ワクワクするような玩具づくりに参加したいと常々おもっていた。トムハンクス主演の映画「ビック」に出てくるおもちゃ屋サンみたいな企業。そう、ぼくたちは、このデジトイズを「おもちゃ企業」として運営してゆきたいのである。いい年の中年が集まって「大企業にしてやろう」、などという子供みたいな夢をもっている。

ビバリウムとこの会社がもっとも異なる点、それは、「チームワーク」による経営を中心においていることではないか、と思う。

そもそも僕は、開発管理者として、すこし自信をなくしてきた。若い技術者を育て導くには資質が不足している。「なにをいってるかよくわからない」と若手からいわれつづけてきた。そんな自分の考えを言葉にしようと、このBLOGを書いているくらいで・・。いずれにしても昨今のゲームでは、納期を短縮し合理化する手法を導入しないとだめだ。時間がかかりするとキャッチボールの回数も間隔があきすぎ、企画の意図が開発物に反映されない。

だからここ1年余り、「給料のすごく高い人たち(=優秀な人たち)を集めて組織から作ろう」、という、いわば船からつくる計画を進めてきた。リクルーティングにここまで力を入れたのは生涯初めてである。これまでは自分でなんでもできると思って生きてきたから・・。40代になって人材の力と大切さを知ったということか。それを教えてくれた歴代ビバリウムの若きスタッフたちには、感謝しなければならない。それからこの船づくりに尽力してくれている取締役管理部長の原田氏の功績も大きい。

昨日からこのデジトイズのホームページの自分パートを書いていてすごく気持ちがいい。というのも、取締役やGD(General Direcorの略で、ま、開発担当の執行役員みたいなもの)が、原稿を自ら担当して書いているから。それぞれの個性がでていておもしろい。

主義主張が強くて腕がいいスタッフの意見をとりまとめる係りが僕、という点で、これまでと大きく違う。あれこれとうるさい主張のあるメンバーと、ああだこうだいいながら進める新会社というのは、海賊船の船長みたいで、すこし自分がお兄さん役を果たしている気持ちになれる。それがうれしいのである。これまでは自分がああだこうだいう側だったからね。

すでに5月1日から合流している、元HAL研の鯨岡さんとは、かれこれ10年近い御付き合いになるが、はやくライブでギターの腕前を披露してもらいたいものである。

7月くらいから合流予定のK氏も、最年少GDながら、いろいろとうるさくて、気持ちがよい。

それ以外にも、さんちゃん、かわもとくん、そしてこれから続々と合流予定のみんな、さあいっちょかましてやろうぜ!!

富岡くん、ロケットをあしらった会社のロゴデザイン、まってるぜ。

柏森さん、設立記念のLISAのお返しに古いカメラ、まってるぜ!!

デジトイズ株式会社のサイトは 
www.digitoys.jp
になる予定ですが、まだオープンしてません・・・。